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2008年01月31日

大町保育園

今日は津名地区の幼稚園を中心に、職員面談をしました。写真は、大町保育園の元気な子ども達と、先生方です。歓迎、有難うございました。
子ども達の、「この人は?」と言う問いに、「淡路市で一番偉い人」と先生方は答えていましたが、正確には、「仕事が一番えらい人」です。
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勝てば官軍?

勝った側の事が、正義として取り扱われてしまうことの言葉であるが、果たしてそうだろうか?
よくある事ですが、その時、たまたま勝ったに過ぎないなんて事があります。

会議でもそうですが、会議の目的を勘違いして、例えば市民全体の福祉がどうあるべきかを議論しなければならないのに、自分達の利益のための視点で話をする傾向が最近よくみられます。
現場の意見をよく聞く事で、方向性が明確になります。

今日は、津名地区の保育所・園を中心に職員面談をしました。
トータルで555名になりました。
昨日、保育所・園の、適正規模などについて報告しましたが、追記します。

・子育て支援という施策が有るが、親の立場に視点が行き過ぎ、子どもの立場の視点が薄い。
 優先すべきは、子ども達のための福祉。
・規模について。
  国の基準では、4~5歳児30人、3歳児20人、1~2歳児6人、0歳児3人であるが、最近の少子化
  の現実では、実態に合っていない。
  一クラス、5歳児で20人程度で2人の保育士の体制が必要。ゆとりを持って接する事が大事。
・子どもと保護者に、きちんとしたコミュニケーションが取れる体制の整備。
・事務処理の統一。
・給与体系の見直し。
・保育士等、グループの情報等共有基盤の整備。(意見交換会の早期開催)
・人事交流は、丁寧、慎重に。

・昭和30年生まれの意見交換会が開催されました。
将来の淡路市をどうしたら、美しい淡路市に繋る事が出来るのか、真剣な意見交換がされました。
 先輩達の中に居るような感じがしました。

一言。予算が無いから、保育所・園、小学校の統廃合、休園を検討しているのではありません。子供たちの適正教育、働く現場での市民の適正な執務環境の保持の観点からしています。
淡路市のための、真剣で真面目な議論をしましょう。

2008年01月30日

保育所・園訪問

今日は、一宮地域の、柳沢、山田、江井、多賀、郡家、尾崎、遠田の保育所・園の職員面談を実施しました。トータルで、526人になりました。

これまで、保育所・園への訪問で見えてきた事を報告します。
「淡路市の新しい保育所・園づくりについての考察」

三つの主要素を兼ね備えている事が必要。
1(地域整備)地域の核の一つとしての施設である事。
  歴史的な存在として、地域住民の生活空間に必要な、有益な施設である事。
  感情的な住民のルーツとして、大事にしなければならない。
2(財政運営)施設の運営が適切である事。
  ・施設、備品など十分である事。
  ・施設の位置、駐車場、アクセスなど基盤整備が適切である事。
  ・投資効果は、適切、効率的である事。
  ・職員の勤務体制、執務環境が整備されている事。
   (臨時的任用職員の待遇の検証が適切にされている事。)
3(適正規模)園児の保育の環境が、適切、適正である事。
  ・カリキュラム、年齢別の保育体制になっている事。
  ・延長保育が無理なく実施できる環境整備が整っている事。
  ・競いあう保育の体制が出来る事。
  ・運動、音楽など基礎的保育が、適切に対応出来る事。

保育所・園の統廃合の検討にあたっては、3がもっとも重要であり、2を考慮しながら、1は現状では、辛抱しなければならない事でもあります。
専門家の主な意見は、「園児にとって適切な保育とは、ある程度の規模(年齢別保育の出来る環境)がなければならない。ゼロ歳から5歳まで10人程度の集団では、単なる託児所に過ぎない。適切な保育が、心のある人間教育の育成に必要である。そして、無理の無い保育体制が、安全、安心な保育所・園の運営に、不可欠である。」という事です。
何が大事かと言えば、子供達にとってどうかという事が優先されなければなりません。
先生方の大半は、これまで、適正規模への移行を希求されていました。

今日の園児の印象です。4歳の女の子「市長の顔は奇麗??」5歳の男の子「市長は親しみ易い」明日は、どうか?

パルシェ等、4施設の運営協議会も開催され、活発な議論が展開されました。
国の地方団体への交付税見直しの猶予期間は、後、7年となりました。待った無しの対応が必要です。

生田保育所園児の作品

保育所訪問が一番最後になりました。お世話になりました。有難うございました。
園児の雪だるまの作品の前での、小薮、中谷両先生との、スリーショットです。

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(速報)花博跡地裁判・勝訴

詳細は別途報告されますが、昨日、花博跡地裁判の淡路市側の主張が全面的に認められ(初めから私は言っていましたが)ました。!
今も、多くの照会が有りますが、多様な利用形態の中、借金を返し(土地は合併前、淡路土地開発公社に先行取得してもらっていたので、淡路市が10億円程度返さなければ、市の土地になりません)、定住化、活性化の施策に活かしていきます。
アソンブレホール付近の開発も検討していますが、いよいよ、国営明石海峡公園、夢舞台群が淡路市の一つの核として始動です。
皆さんのご意見をお待ちしています。
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2008年01月29日

雪国

国道28号線から離れ、山あいにかかり、旧町境を抜けると雪国だった。と誰かの小説を彷彿とさせる雪景色が広がっていました。
今日は、北淡事務所の勤務日でした。
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北淡事務所の懸案事項の概要。
 ・事務所のワンフロアー化。
 ・施設の維持補修。
 ・診療所の今後の在り方の検討。
 ・使用料など滞納者の整理。
 ・センター、公民館の今後。資料館などの在り方について。

職員面談は、保育所を中心に実施しました。直接面談など54人、トータルで499人となりました。
 富島、野島、仁井、浅野、育波、室津、生田そして診療所でした。
 主な意見などを紹介します。
  ・交流人事は有意義。総合事務所の変化は寂しい感じが拭えない。
   住民はサービスの低下、不便さを感じている。地域によって教育の基本的な考え方が違う。
   子供の教育には、一定の規模が必要、適度に競争が可能な規模も。
   人事は年齢構成を考慮すべき。慣れた現場で頑張りたい。

真剣な意見交換で、予定していた区画整理課まで回ることが出来ませんでした。陳謝。

一言。雪国から帰ってこれを書いています。歌を聴きながら。歌手の名はちあきなおみ。しかし、この歌手の唄、一人で聴くのは辛い時が有ります。

2008年01月28日

大阪府知事選挙

予想通り、橋下候補者の圧勝になりました。候補者の中では、彼しか選択肢は無かったと思います。
民主系、共産系では、職員とのコミュニケーションは、最悪のものになっていたでしょう。
大阪府がああなった一因は、職員の意識といわれています。他山の石にしなければなりません。

新聞記事に、学校統廃合の記事を見ました。
「学校があって地域があるという住民の強い思いが有る限り、大きい学校に負けない小規模校を作っていく。のコメントに、学校統廃合の是非は単純に論じられないテーマだ」と結んでいました。
無責任と、子ども達への視点が欠如している記事と、感じました。

淡路市は、後7年間の間に持続可能な行政の構築を、目指す中で、小学校の統廃合を検討していますが、そのコンセプトの概略を紹介します。
「淡路市は新たな学校づくりを目指します」
 1集団の中で育つ環境を整える。
 2新たな地域・ふるさとの概念に合った校区・学校を作る。
 3後継者の育成を目指す。
 4教育予算を集中し、施設整備の充実を図る。
 *地域の核として学校等の施設を活用する。

たえず、何故なのかと問い続けることが、組織に必要です。
そして、行動を明確にする、その努力が大事です。

2008年01月27日

淡路市少年少女野球教室

オリックス・バッファローズの野球教室が、27日日曜日、津名臨海グラウンドで開催されました。
寒い中、元気な子ども達の声が響き渡りました。
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灯油の値上がり

色々と消費者の物価が上がっている事が話題になっています。
灯油の値段もそうです。私の子供時代には灯油の暖房器具などは有りませんでした。その癖が抜けないのか、このブログも、ジャンパーを重ね着して暖をとり書いています。生活の知恵です。
二極化も話題になっていますが、振り返れば、昔の方がもっと厳しい二極化の時代ではなかったか?
一部を見て判断するのは拙速過ぎる場合が有ります。

日曜はイベントが多いです。
・第62回淡路駅伝競走大会。運動公園アスパ五色。
少年少女から大人まで、800名ほども集まり、タスキを繋ぎました。
 会長は、矢尾田勝県議会議員。後援は3市。今回の当番市は淡路市でした。市職員も沢山参加して
 いました。」
・志筑八幡神社社改修安全祈願祭。
  念願の工事が2月から始まります。
・オリックス選手会少年野球教室。津名臨海グラウンド。
・イノブタ懇談会。生穂。
・住民意見交換会。東浦。
・MOA、イザナギ神宮献茶会。
・第20回の淡路室内水泳選手権大会の開会式は、副市長に行ってもらいました。

一言。しかし、今日は寒かったです。神殿で失神しかけました。暑いのは平気です。もうすぐ夏か!

2008年01月26日

過密日程?

合併前は、5町それぞれ4役で地域対応をしていました。総計20名。
今は、4名。手分けしても物理的限界が有ります。

・第32回志筑地区文化展。
  主催は、公民館。志筑小学校の教室などでパネル展示。改修された体育館で学習発表会。
  会館で、お茶のふるまい、絵画、編み物などの展示で賑わいました。
  淡路市内の最大の小学校で、全校生徒347名の現実。元気な児童の声が響いていました。

・イザナギ神宮いざなぎ会新年総会。
  今年も、ふるさとセンターで盛大に開催されました。
  700名を超える会員は、淡路島の文化の継承者です。

・順心会看護医療大学の応援の会が、ホテルニュー淡路で開催されました。
  イメージは「淡路島を元気にする会」淡路島を笑顔にしようです。
  後援会副会長として、淡路島三市を代表して挨拶しました。

  主なパネリストは、福岡県のエッセイスト・福田純子氏、福良の助産師菊川益子氏、そして大地真央
  さん。
  福田さんの言葉で印象に残る言葉を紹介します。
    「悪役のお陰で、楽しい水戸黄門」。悪意を持った相手に参考になりました。
    また、易学に詳しい福田さんに令翠学で見てもらいました。私は貴族星だそうです。これから3年
    間、上昇の運勢だそうです。因みに、キムタクと同じ星だそうです。

・志筑会総会。
  盛り上がりましたが、参加者は前回よりも減少していました。
  私の秘書の友達から、「家庭サービスの時間を増やしてやって下さい」と言われました。反省。
  
・第30回淡路くらしの広場展。
  しづかホールで開催されました。
  こうのとり賞受賞者。
    内田和子さん(野島)高谷明栄子さん(里)辻和代さん(野島)南道子さん(室津)
  くすのき賞受賞者。
    シルバー人材センター津名支所代表者・長尾敏彦さん。ニュー婦人会手芸クラブ代表者・坂部
    紀生代さん。
  自治賞受賞者。
    富永昌代さん(斗の内)
  皆さんおめでとうございました。

一言。その他色々有り、昼食は走る車の中で食べました。

2008年01月25日

情報受信

郵便受けに、差出人無記名で、色々な情報が有ります。無記名ですので、当然公的な対応は出来ませんが、誹謗中傷も含めて、全部、検証しています。
私の個人的趣旨から言えば、私の世界では有りませんが、市長職という立場ですので止むを得ないと思っています。

そうした中で今日も、イベントなどが沢山有りました。
・淡路地区生活研究グループ交換会。
  東浦すこやかセンターに島内から、100名ほどのメンバー、グループが集まり、「ちょぼ汁」を中心
  に、試食会など楽しい集いでした。

・故仲野斉さんの合同葬儀が、東浦サンシャインホールで開催されました。
  元東浦町議で、叙勲も受けられており、地元のために尽くされた方です。
  多くの市民が弔意を表しに、参加されました。

・東浦フォトクラブの写真展が、28日まで、サンシャインホールで開催されています。
  素晴らしい作品が有ります。皆さん一度、ご覧下さい。

・淡路市商工会工業部会の賀詞交換会がパルシェで開催されました。
  淡路市の中枢を担う、働く集団です。
  モチベーションを上げて頑張りましょうとお願いしました。

その他、営業所新設の挨拶、事業の相談など多くの意見交換会が有りました。
また、県の友人などからの情報、そしてブログを見ているから頑張って、とかの情報も受信しました。
有難うございます。

2008年01月24日

情報発信

百カ国を超える海外渡航の経験の有る人から、日本ほど海外に向かって情報を、発信出来ていない国は無いと、聞きました。
私の海外旅行経験は、20カ国程度ですが、そう言えば、海外で日本の情報をリアルタイムで聞いたのは、電話での僅かな会話からでした。
きちんとした、適切、適正な情報を淡路市としても、まず市民に理解してもらわなければなりません。

今日も、当初予算の査定が続きましたが、一応終わっただけで、計数の最終詰めはなかなか完了しません。
県議会でも議員が、報酬の一割カットを議長に申し出ているようです。自民党が、職員給与の一割縮減を求めている事などから判断したようです。淡路市では、既に、特別職が一割カットをしていますし、地域手当は、既に0としています。

国の制度改正などの影響も多大です。
道路特定財源の暫定税率が撤廃されれば、淡路市では、690百万円の影響があると言われています。
また、来年度の地方交付税「地方再生対策費」の特別枠についても、予算が通らなければどうにもなりません。その他にも、国の法改正が通過しなければ、大きな影響がでて、自治体自体が混乱する恐れまであります。

そういう状況ですが、市としては、冷静に将来を見据え、正しい情報を発信し続けなければなりません。
まずは、当初予算の計数を詰めることからです。

2008年01月23日

東京は雪

B@G全国市長会議。
ブルーシー・アンド・グリーンランド財団が三年に一度の会議を東京で開催し、東京に居ます。
まさに静かに粉雪が降っています。

BGとは、昭和48年設立、全国に480か所210市に施設を設立、2400万人が利用しています。
施設の新設は一応終了し、修繕助成、高齢者へのプログラムなどソフト事業を推進しています。
淡路市では、東浦に体育館とプールがあり利用されています。

日本財団会長・笹川陽平氏の講演が有りましたので、概要を紹介します。所要時間1時間。
「日本と誇り」
・日本は、世界に誇れる官僚機構を持っている。最近は他を批判する事で、自分を正当化する傾向が有
 る。外国では、簡単に謝らない。謝れば何でも済むと思っている。
・外国で見る、日本人の駄目なところ。
  1国際会議で目を瞑って聴く。もってのほかであり、外人は人の事を聴いてないと思う。
  2知識人と言われる人ほど、海外で日本を批判的に言う。それが偉いと誤解している。
  3会議で発言しない。
・日本の評価。
  英国BBCの、好感度調査で、121国中、1位。
  英国エコノミストの、平和指数調査で、121国中、5位。1位はノルウエー、アメリカ96位、ロシアは
   118位である。
・日本が誇れると思うもの。
  1バチカンが、日本人への布教は失敗だったと認めた。
  2アインシュタインも評価した。日本人は温和で規律正しく、そして恥を知る民族。
  31000年の歴史を持つ、源氏物語を持つ文化国家である。世界広しと言えど、新聞に短歌和歌、
   俳句などの作品を投稿している国民は居ない。
  4世界最古の天皇制を保持してきた、稀有の民族。天皇制は、権威は持つが権力を持たない。
    ウオルタ・バシットは、「理想の政治は、権威と権力が分離する事」と述べている。

・そんな民族が何故、駄目になったのか?
  敗戦後の知識人が変節したから、と私は思う。
  天皇有罪論を展開した者達が、叙勲を受けたりした事。日本の叙勲は申請してもらうもの。
・そんな事の積み重ねが、歴史の連続性を断ち切ってしまった。しかし、DNAは残っている。今、小さな正義などに拘らず、日本人のDNAを、呼び戻さなければならない。

・田中角栄氏に聞いた言葉。
 「日本の総理になるという事は、日本の為に命を絶つ事を覚悟する事」
  私の友人がそう出来ずに投げ出した事は残念。

・日本人は、もっと、日本の事を世界に発信しなければならない。NHKですら世界で聞かれない。
・推薦する作品。
  岡倉天心「茶の本」新渡戸稲造「武士道」鈴木大拙「禅の研究」新井白石の自叙伝。
  ルーサー・べネデイクト「菊と刀」

2008年01月22日

上京

今年度も、上京し交付税の増額の陳情に行かなければなりません。
組織の人間として、自分の趣味に合わない事でも、やらなければならない事が有ります。

組織と言えば、樋口泰行著「変人力」にこう有りました。
瀬戸際の企業再生の中では、真に効果を発揮するのは、極めて現実的でなりふり構わぬ、修羅場のリーダーシップである。
そして、3つのスキルとして、現場力、戦略力、変人力としています。
1現場の創意を最大限に引き出す現場力。2人と組織を正しい方向に導く戦略力。3変革を猛烈な勢いでドライブする変人力。だそうです。
いずれにしても、職員の意識にその事はかかっています。
自分の事を優先する意識では、過渡期の混乱期を乗り越えるのは、至難の業でしょう。

今日は都内の移動を、地下鉄優先としました。非常に便利で快適でした。
総務省でも陳情を丁寧に聞いてくれました。有難うございました。宜しくお願いします。
今年度も何とか越せそうか?

東京はやはり別世界です。
昼食時、流行のお店には長蛇の列ができています。建設事業も目立ちます。
淡路市は、単なる活性化の検討ではなく、色々な視点で連携し、観光行政と第一次産業をバランスよく調整しながら淡路市らしさを創設したいものです。

一言。東京は金持ちと若者の街。快適な居住はぜひ皆様、淡路市で!

2008年01月21日

時は今

門下市塾掲示板で、エールをいただきました。
その時、ふと明智光秀の言葉を思い出しました。「時は今,雨が下なる五月かな」
「財政が苦しい時ほど、開発能力は高まるはずです」とのエールの言葉は、まさに職員の意識改革の重要性に対する、警鐘だと思いました。

「戦後教育の失ったものの大きさを感じる」とは識者の間でよく言われる言葉ですが、過渡期、動乱期ほど小賢しい浅知恵の小手先に頼るのではなく、ぶれずに維持し続ける思考と行動力が必要です。
今日も、重要な会議がありました。
一つは、予算査定でした。議論の先は、将来の淡路市のための議論です。

・淡路市保護司会新年互例会。
  28人の保護司で、淡路市を守ってくれています。同時に下記のお祝いもされました。
  藍綬褒章受賞  満岡経真様。
  法務大臣表彰  中島哲次様。 おめでとうございました。

・農業委員会新年会。
36人の委員によって運営される、重要な会議です。
  5地域の事がよく議論できるような体制になっています。
  意見交換は弾み、明石海峡大橋のライトアップと、月光が奇妙なハーモニーを奏でていました。
  

2008年01月20日

アクセス件数15万件突破!

カウンターを付けてから、15万件を突破しました。
付あっていただいた皆様に心からのお礼を申し上げます。
延べ件数では有りますが、淡路島の人口を突破しました。
超ローカルのホームページとしては珍しいと或る人から言われました。
「チーム淡路市の栄光」

多岐亡羊

・一宮地域の体育館建設。
  当初は、総合体育館でしたが、予算等の関係で、中学校併用の体育館建設としました。
  学校に体育館は要らないという意見の人も居るようですが、これは暴論でしょう。
・水道料金の整理。
  合併協議時、暫定料金にしていたのを、22年広域水道合併を控え、適正料金に修正しました。
  一度延期してもらっていた合併の環境整備が、整いました。
・償却資産税の整理。
  税は公平に適正に徴収しなければ、市が告発を受けます。
  永年放置されていた、徴収業務を適正化しました。
  一方、行政の視点で、地域の主産業である第一次産業の支援方策を、別途、検討中です。
・職員の意識改革。
  合併の過渡期、色々な意味で混乱もあります。
  本来は、自分自身が「胸に手を当てて反省」すべきものでも、そうならないものも有ります。法の下に
  整理しなければならないものは、毅然として対応します。

小雨降る寒い日曜日、今日も予算査定が続行されました。
教育費の予算が議論されましたが、学校教育、社会教育そして人権教育と多岐にわたる予算の審議で見えてきたものは、未来を託する子ども達に質の高い教育環境を整えなければならないという事でした。

過渡期の騒乱期に身を置いたものの使命とは、意見を多く聞き、真摯に議論を展開し、決められた事は、断固として実行する決意そのものです。

2008年01月19日

大安の土曜日

予算査定で、休みの庁舎に職員が頑張っています。
淡路市の一年間の家計を決める作業は、税源が不安定な田舎の市では、簡単なことではありません。
行政とは、全体の福祉を考えることです。これまで繰り返してきた人間の愚行を廃止し、正しい姿を創出する作業の過程でもあります。

市債総額に占める震災関連の借り入れの割合は、淡路市では28%です。実質公債費比率は、24.2%ですが、震災関連を除けば17.3%程度、いかにダメージが大きかったかという事です。
水道料金の適正化、施設の統廃合などは避けて通れない現実です。

人口も、住民基本台帳では50,070人、平成17年国勢調査では49,078人、そこから推計した人口は47,845人です。参考までに洲本市48,660人、南あわじ市51,056人です。
まだまだ減り続けるでしょう。取り合えずは交流人口を増やさなければなりません。
依頼していました徳島バスが、2月1日から、大阪経由奈良天理行きを、津名一宮ICと東浦ICに停車してくれることになりました。
これからも、交通の利便性向上に努めます。

年明けから色んな会議などがあります。
昨日は、淡路市商工会、管工事組合、今日は、中田公民館の講演、淡路市商工会青年部の会と、意見の聴取にはいい機会です。
そういう場所で、格好いい話をしたいのですが、今年も、財源不足を補うために、国のほうへ陳情に行かなければならないようです。

2008年01月18日

我が故郷

神戸市加納町4丁目の交差点、警察官の制止を振り切って登庁してから13年の月日が流れました。
震災復興、事務処理の整理、淡路県民局長、県代表監査委員そして、淡路市の初代市長として、故郷で多くの方々に助けられて今が在ります。
これまで人前で涙を見せた事、3回。赤ちゃんの時、母親が死んだ時、そして選挙の時、何も持たない私に集会でエールを送ってくれた多くの人々への感謝を伝えた時、でした。
次に涙を流すのはいつか?誰にも見せない涙こそが、いや、誰にも見せれない涙こそが、本当の悲しみに耐える時かも知れません。

震災復興で今残っている一番大きいものは、富島の区画整理事業。
20,9ha、地権者約600人、総事業費は約250億円弱、淡路市の一般会計の適正総額にほぼ匹敵します。
事業は04年度末に完了しなければならなかったのですが、仮換地指定は終了しているものの、換地処分が一部残っています。全国の人々、税金に助けられての復興事業ですから、事業延長も08年度末までです。
住民の方の事情で建物移転が無理な方の代わりに、市が責任を持って直接施工などをして今年の秋頃には、ハードとしての復興は終わります。後は、残務整理のみになりました、全国の皆様、有難うございました、そして住民の皆様、御苦労さまでした。悲しみを乗り越えて、頑張りましょう。
家が再建され町並みは後世に誇れる整備ができ、過疎化に少しでも歯止めがつきました。
団塊の世代も帰ってくる事ができ、若者達も町並みを誇ることが出来ます。

さて、予算査定は難航しています。
通常の市長査定では、概計、いわゆる予算の大まかな姿が決まってから、どう整理をするかというところなのですが、とてもそこまでいっていません。
その上、国会まで不安定ですから、それ以上に歳入ベースで不安材料を抱えています。
いずれにしても、身の丈にあった予算の策定をしなければなりません。
当初予算は理屈、理論、考え方を示す淡路市の形の世界です。
真剣な議論の積み重ねが必要です。

2008年01月17日

夢、故郷、未来

震災の記憶を風化させないのが、あの震災で生き残った者の一人としての責務です。
阪神淡路大震災13周年記念イベント。震災記念公園の一こまです。
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1.17

本当の事を、語り継がねばならない責務が、生き残った者に有ります。
1.17午前5時46分。旧北淡町39名後1名、旧一宮町13名、旧津名町5名、旧淡路町1名の尊い命が失われました。
兵庫県全体で、6402名の方々が亡くなられました。当時、県土木部総務課長として、震災の真っ只中で不眠不休で過ごした記憶が、今日も走馬灯のように思い出されました。
夫々の悲しみ、苦しみ、二度と繰り返す事が無いように、努めなければなりません。

今日は、西海岸の震災記念公園で、5時46分、郡家拠点ゾーンコミュ二テイー住宅前広場で17時30分、それぞれ追悼の式典が挙行されました。
悲しみを乗り越えて明日に向かって羽ばたかなければなりません。朝方も夕方も、鎮魂の日を迎えたこの日、それまではそうも無かった冷え込みが有りました。悲しみを風化させないように自然が贈ってくれたプレゼントかも知れません。

今日から、来年度の予算査定が始まりました。
今でも、旧東浦と旧淡路町の2町合併の方が良かったと言う人がいます。合併したとたんに予算が組めない状況をどう説明するのでしょう。2町では、岩屋明石航路の継続は不可能でした。
旧北淡町をどうするつもりだったのでしょう?
後、7年以内に持続可能な市の運営形態を形成しなければなりません。
単なる不平不満分子、混乱を目的とするような人々も故郷のしがらみとして包括しながら、明日に向かって歩みます。

2008年01月16日

ねずみ算

或る人から、こんな事を教わりました。
ねずみが1月に12匹の子を生む。親と合わせて14匹、2月になると子もまた12匹づつ生むと親子孫で98匹、この計算で12月には全体で何匹か?
276億8257万4402匹だそうです。実際に電卓を叩いた数字ではないので疑わしく思われる方は、ねずみ算をしてみて下さい。

さて、先日、成人式が行われましたが、淡路島の新成人は、1684人うち淡路市639人洲本市501人
南あわじ市544人でした。
少子化が悪とは言わないまでも、淡路市の0歳児は300人を切っています。
県の推計人口は、洲本市48660人、南あわじ市51056人、淡路市47845人です。147561人とますます人口の減少は加速しています。
ねずみ算式の増加は夢のようです。

・富島区画整理事業の最終協議。
  全国から支援を受け、いよいよ事業が終わりに近づいていますが、長い道のりでした。
・人権擁護委員伝達式。
  高嶋義照様御苦労さまでした。22年の長きにわたり有難うございました。
  中野隆信様、宜しくお願いいたします。
・木本圭介様ご家族大変な被害でしたが、頑張ってください。
・淡路市商工会女性部新春懇親会。
  淡路市の一つの核です。今後とも宜しくお願いします。
・まちづくり会との協議。
  明日の淡路市のための真剣な議論でした。
・パルシェで、市職員有志の懇談会。
  皆で、頑張ろうという意見の集約でした。
  それぞれが思いを持ちより、明日に向かって一歩踏み出します。
  有難う。

2008年01月15日

環境重視

環境重視の流れが加速しています。
欧州連合の委員会が、乗用車の二酸化炭素排出量を、平成24年度までに1キロ走行あたり130グラム以下に削減する新規制の導入を決めたそうです。基準を満たさなければ制裁金が科せられます。
予想以上の厳しい規制は、各社に様々な影響を与えるでしょう。

今、淡路市北部に建設予定の風車の協議が進んでいますが、今日、潮流を利用した発電の実験を、神戸大学と研究している、ノヴァエネルギーの鈴木清美社長が、来庁されました。
取り合えず、20分の1の模型による実験を、明石海峡の淡路市側で予定しています。
潮流発電については、各国で研究されていて、先般、イギリスで実用化に入ったそうです。
写真は20分の1の模型に2機です。
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その他の協議です。
・淡路市観光協会。観光行政の有り方、平成21年のJRのイベントなどについて懇談しました。
・東浦久留麻会館の利用などについて意見交換しました。
・聖隷淡路事業団と、今後の医療などについて懇談しました。

・淡路市法人会。
  原県議会議員の講演会が、商工会一宮支所で開催されました。
淡路市の目指す方向として、議員から、「淡路市は可能性が多い、しかし、起爆剤が必要、そして
  行政は地域価値を高めるので」とエールを送っていただきました。

2008年01月14日

地球原理

鈴木孝夫慶大名誉教授が、人間は繁栄の頂上を極めたとして、人にはどれだけの物が必要かと自身に問いかけ、地球を救うための原理「地球原理」と命名したそうです。
そこには、今回の平成大合併の参考になる言葉が有りました。

「今こそ人類は経済を縮小し、人口を減らすべき。結果として文明の後退は止むを得ない。少子化が問題視され歯止めをかけることのみに関心が向いているが、その前に日本の適正人口規模がどれほどなのか、真剣に議論する必要がある。同時に、人にはどれだけの物が必要か、一人ひとりが自分の暮らしを再点検すべき」

人類、人に淡路市、一人ひとりに市民という言葉を当てはめると、留意しなければならない対岸の視点が見えてきます。
教授は、「自然破壊は、先進国の物狂いの文明にこそ原因がある」とも指摘されています。

5町が国の施策によって推進してきた住民サービスが、今の現状を作り出しているとすれば、今後、淡路市民は、後継者のために何をなすべきか、民度も問われています。

加古川にある長く続いた温浴施設が、三月末で閉店するようです。結構利用者がありバス、タクシイーのステイションもある施設が閉店するのは、昔から知っているので寂しい気がします。
存在するものが無くなる事の喪失感は、今の合併に通じるところも有ります。

2008年01月13日

平成20年淡路市成人式

1月13日しづかホール。639人(津名219岩屋57北淡119一宮131東浦113)
新成人の記憶に残った言葉。
・普通であることは普通ではない。・世の中にたった一つの勇気。
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入り口でのスナップ。「淡路市のことを宜しくお願いします」

平成20年淡路市成人式

淡路市になって3回目の成人式が、しづかホールで開催されました。
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該当者、639人のうち、520人程度が参加していました。
参加率が高いのは少子化の影響でしょか?親族の参加の姿も目立ちました。
満員になったしづかホールに、明と暗を感じましたが、可能性は淡路市が一番です。

市役所では、来年度の体制の面接、予算査定で熱気が渦巻いていました。
一部マスコミの行き過ぎた行政批判の流れが、間違っていることを現場で体感しました。
淡路市は大丈夫です。厳しい局面を迎えますが、気力が充実しています。偽物には負けません。

AWJIK~音のミニコンサート新年会が、ゑびす亭で有りました。
地域活性化の一つです。
それなりの活動の積み重ねが明日を作ります。

お通夜にも行きました。
人間誰もが必ず迎える生業です。明石海峡のネオンが煌いて綺麗でした。
その綺麗さに、悲しみが増しました。
ご冥福をお祈りします。

2008年01月12日

反省

何事も、前向きになって考え、行動することが大事ですが、それと同じくらい冷静に真摯に過去を振り返り反省することが大事です。
何か反省することを書きなさいと指示され、「今日、反省する事を何も思い出せないことが、反省することです」と答えた小学生がいました。
禅問答か哲学者の思索のようですが、当を得て妙でもあります。

土曜雨の日、庁舎では予算査定の真っ最中、真剣な議論がされています。
また各地域では、新年の互礼会などが沢山開催されており、手分けして参加しました。私が担当した会です。
・育波里長生会総会及び新年会。
60歳以上129名の会員が集う、活発な会です。
・シルバー人材センター一宮支部新年会。
 60名ほどが、パルシェに集い、楽しいひと時を過ごしていました。
・MOA美術文化財団淡路島支部発会式。
 3市を代表し地元市長として挨拶しました。
 支部長は、冒険の森主催者でもある小南広之先生、私の同級生です。
・北淡活断層シンポジューム。
 危機管理はまず自分自身から始めなければなりません。
・淡路市歯科医師会新年会。
 ウエステインホテルで、8020運動、80歳になってからも歯が20本運動を再確認しました。
・上河合町内会新年会。
 35軒ほどの町内会ですが、意見の宝庫でした。第一次産業から教育問題まで、議論が尽きず長く
 話し込んでしまいました。有難うございました。
 特に、教育現場が、学校統合などで、先生達に不安の意見が有るようです。教育委員会の説明責任
 に期待します。

これまで5町四役が20人でしていた事を、4人で手分けしてやっています。どこかに無理がかかって来るので、工夫が必要です。

2008年01月11日

残り福

「私の美学は、落ち込んでも笑顔」とメールが有りました。
その言葉の続きに、「人に厭な思いをさせる人の存在は許せませんが、それを感じる自分にも反省点が有る事を忘れてはならない」と有りました。

西宮戎、これまで長く参拝していましたが、今年はかないませんでした。残り福を何所かでもらわなければなりません。
今年も、各表彰を市民が受けました。
・兵庫県自治賞。
  農林水産功労 小居則冶さん 釜口在住 花き協会の活動が認められました。
  消費生活功労 富永昌代さん 斗内在住 婦人会の活動が認められました。
・こうのとり賞。
  内田和子さん 野島在住。 住みよい環境作りに貢献されました。
  高谷明栄子さん里在住。  健康作りに貢献されました。
  辻 和代さん 野島在住。  住みよい環境作りに貢献されました。
  南 道子さん 室津在住。  同上。
・くすのき賞。
  社団法人淡路市シルバー人材センター津名支所 代表 長尾敏彦さん。地域の環境美化に貢献。
  ニュー婦人会手芸クラブ 代表 坂部紀生代さん。手芸教室などの開催により学び交流の場に貢献。
受賞おめでとうございました。今後とものご活躍を、祈念いたします。

その他、新年の懇親会など。
・新生淡路クラブ昼食会。
・社団法人淡路青年会議所。
・シルバー人材センター北淡支部。

今日で、職員面接は、428名となりました。部長級17名を加えると445名です。
夫々の人生を感じる面接です。

2008年01月10日

十日恵比寿

西宮恵比寿の福男、走りこみの祈願神事は、抽選から戦いが始まっています。
抽選でいい場所を引き当てても、上手く早く走らなければ駄目ですし、自分よりも速い人がいたら勝てないし、その上、運が良くなくては最後まで走りきることは出来ません。

今日は、淡路市内でも同じような神事が有りました。
仮屋事代主神社、志筑の田井神社、南神社のえべっさんです。
仮屋では神事、田井では餅撒き、南では買い物をしました。それぞれに特色がある地域のイベントです。

さて、「調べ高ければ、聴く者稀なり」という新井白石の言葉があります。難解な言葉で話しかけても、耳を傾ける者は少ないという意味だそうですが、説明側にまず責任が有るという意味でもあります。
職員の間に単純に、市長は給与カットをするという噂が有るという事です。
職員はこれまで行政による事だけではなく、地域の住民として地域の核として頑張ってきました。そのモチベーションは大事です。
これまで、行財政改革の推進として、そうした意味合いから、職員の給与カットは最後の選択と言ってきました。それは、全ての知恵と努力を尽くしても駄目な場合という事で、今、全職員が努力を続けている最中です。カットは目的ではなく手段です。
ある意味では伝家の宝刀であり、それは抜いた時にはただの刀としての存在しか有りません。抜くと見せかける事で効果を出さないと駄目なのです。
ご理解下さい。

先行した特別職の給与カットは、津名地域の行革先行と同じ意味で、理論上で整理した実行です。
本来あるべき姿の具現化を、冷静に模索しましょう。

2008年01月09日

淡路市公共施設の見直し

・レクレーション・スポーツ施設 35   温浴施設・海水浴場・運動公園・温水プール・体育センターなど
・産業振興施設          28   直売所・畜産団地・温室団地・静の里公園など
・基盤施設            148   ゴミ回収施設・市営住宅・公園・浄化せンターなど
・文化施設            126   公民館・図書館・ホール・集会所・学校など
・医療社会福祉施設       71   保育所・老人福祉センター・墓地・火葬場など
  合計              408
これらの施設について、行政改革推進部を中心に見直しをしています。
既に、これまで早期に対応できるものについては、見直しをしてきました。
出張所、津名総合事務所の業務、いい湯だな、北淡荘の廃止、久留麻会館の休館などです。

5町あったとはいえ、408とはその物量の圧力は凄いものが有ります。

改革推進とは、困難な道を選ぶ事でもあります。
社会学者、マックス・ウエーバーは、「職業としての政治」でこのように述べています。
「どんな事態に直面しても、「それにもかかわらず」と言い切る自信の有る人間。そう言う人間だけが政治への「天職」を持つ。」
今は、後に続くもの達への奉仕活動であり、先人達への恩返しでも有ります。

新聞に、豊岡市長がバス登庁と、雪の間に立つ中貝市長の写真の姿がありました。
全但バスの路線縮小に関して、バス通勤体験のためとか、今さらと言われる人もいましたが、しないよりはましでしょう。
とにかく、愚痴や文句を言うことより、前向きに努力する事です。

2008年01月08日

過去に学ぶ

淡路市の視点からの主な出来事は、去年、発表しました。
他の視点からのものはどうかとまとめましたので、参考にして下さい。

・朝日新聞の県内の主なニュースのうち、淡路島関連。作詞家・阿久悠の死去。

・淡路県民局の10大ニュース。環境施策、社会基盤作り、交流拡大、明石海峡大橋無料化運動、
 元気な農業、漁業、防災対策、地域作り、情報発信、ビジョン委員会、各種団体の合併推進。

・読売新聞回顧録の中の淡路市関連。市職員の法律違反関連、花博跡地の契約問題、災害復旧工事
 、オノコロ閉園、淡路市教委24の小学校を2016年までに6校に再編する案を公表、23の市立
 保育所園を6施設に再編する案を公表、淡路市水道代21%値上げ。

・神戸新聞淡路この一年の中の淡路市関連。ジェノバ岩屋明石ライン運行、南海淡路ライン運休、
 淡路市5商工会合併、明石海峡大橋無料化要望、淡路一宮高校ソフトテニス淡路高校総体で優勝、
 津名高校放送部が全国放送コンテスト県大会で入選、選挙管理事務所の合理化、明石市と災害時
 の応援協定締結、津名相撲道場が県ちびっ子相撲大会で団体準優勝、塩田小学校6年福谷君が
 個人優勝、下司大名行列が淡路の秋祭り出演、東桃川村おこし協議会が菜の花油発売、志筑少女
 バレーボールクラブが県大会で優勝。

色々な情報を共有することが、特に最近は重要です。
今日も沢山の方々が、年始の挨拶で来ていただきました。建設業協会、関西電力などでしたが、淡路
シーサイド開発の方が、海平の里の個人宅地の情報を教えてくれましたが、400戸ほどのうち、もう70
弱ほどしか残っていません。まだの方は早い方がいいですよ。
厳しい淡路市に暖かい微風が吹き始めています。
土日を淡路市で過ごす方も増えています。ハワイへ行くよりも淡路市でしょう。

2008年01月07日

謹賀新年

宵宮のけだるさ漂う京都三条
中洲河原の騒動に
撤退の鐘を鳴らした仲間達
その姿はもう見えない。
友よ
新たな旅立ちの約束は
凛として死守します。

淡路市在住の方に、年賀状等を出す事は法律で禁止されています。
全部手書きなら良いそうですが、時間的に不可能です。
罰則規定が無いから出そうかと思いましたが、「市長の美学に反するのでは」と止められました。
年賀のお礼に、この文面を変えさせていただきます。
平成15年の年賀以来、短詩等の年賀は途絶えていました。

三矢之戒

毛利元就の故事によらなくとも、淡路島三市が共同協調しなければこの地域運営は難しい。
これまで何回も同じような失敗を繰り返してきました。
囲碁というゲームが有ります。局地戦では勝ち得ても、総合的に勝利しなければ意味が有りません。
関西国際空港が、淡路島ではなく現在の海上に建設された事は、国家的損失でした。もちろん、空港なんか要らないという意見の人には通じない話ですが。
鳴門大橋が鉄軌道併用橋、明石大橋が吊橋というちぐはぐな建設もその産物です。結果として、四国への新幹線建設計画は消えてしまいました。
平成17年には広域合併しておかなければならなかった水道も、まだ約束が果たせていません。
1市10町の産物です。
局地的、一時期の利益に満足していると、気がつけばどうしようもなくなっているでしょう。
戦略と戦術、バランスよく行動しなければなりません。

淡路市は、5町が寄った訳ですから、三矢より強いはずの五矢です。
しかし、当然のこと、五矢之戒にならなければ効果は生まれません。逆に、数が多い分だけマイナス要因が目立つ結果になりかねないです。
「合併しても良いことが無い」に象徴される視点は、その理解度にもよりますが、説明側にも責任の大半があります。
誤解を解き、進むべき道を整理して、行動に入る年、それが今年です。

時間の合間を縫って、職員面談を続行しました。現在、388名です。
年末のテレビ「ガッチリマンデー」に出演されていた、さわかみ投信の澤上さんも、職員面談をされているとか、今、私とメールで情報交換をしています。
人脈を展開して、淡路市の魅力を広報していけば、道は開けます。

2008年01月06日

淡路市消防団初出式

1918名の団員のうち、待機者などを残して、1020名が、岩屋中学校に集合しました。
津名中学校、東浦中学校に続いて3回目、これから北淡、一宮中学校へと繋いでいきます。

集合ラッパの後、檀上に上がり、分列行進、敬礼挨拶、人員報告を受け、国旗、市旗などの掲揚の後、団長の訓示の後、市長式辞、各種表彰の後、来賓祝辞そして最後に一斉放水で初出式は終わりました。
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昨年は、家屋火災、林野、雑草火災、行方不明者の捜索と消防団の活躍が目立ちました。
淡路市は、地形的ハンデイキャップを背負っており自然災害には特に注意を要します。
安全安心なまちづくりは市政の基本であり、消防団に寄せる市民の期待は大きいものがあります。
今年も、伝統ある消防精神を守り、一層の活躍を切望します。
そして、市民は予防の対策を常に心がけるようにしましょう。

又、佐野運動公園では、NPO法人兵庫少年サッカー夢倶楽部主催の、「淡路市長杯ワールドカップ記念淡路島サッカー全国交流大会Uー14」が、4日から6日まで開催されていました。
好天候のもと、少年達の歓声が響いていました。

2008年01月05日

お茶席

暖かい天候に恵まれた土曜日、静の里の静偲庵で、小学生のお茶会が開催されました。
今年は、志筑ほか塩田、中田、大町も参加して盛況でした。
お世話は、ボランテイアで、柏木、正本のお茶の先生と石井さんそして社会教育主事の新井先生、ハシャグ子ども達に、日本の文化を丁寧に教えていました。
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今日本は、量の拡大から質の充実へと発想、仕組みを変えなければならないと言われています。
有料道路の無料化もその一環です。
その有効活用は、地域間格差の解消に繋がります。
特に、代替手段の無い明石海峡大橋は、国の責務として確保しなければならない国道です。
鳴門大橋、四国の両橋は鉄軌道などの備えがありますから明石大橋とは根本的に違います。
少なくとも、平成の合併は、スタートラインを同一のものとしないと、禍根を残すことになります。それを、守るのは私達自身であることは言うまでもありませんが。

お茶会を無邪気に楽しむこの子達の為にもと思いました。

2008年01月04日

新年の挨拶

まず、4日は挨拶で市内各所を回りました。
・市庁舎で職員に、その後、正面玄関での記念撮影。
・部長級会議。
・淡路市洲本市広域事務組合管理者として挨拶。
・淡路市商工会。
・淡路日の出農業協同組合。
・淡路市建設業組合。
・淡路市水交会。
・淡路県民局。
・淡路広域事務組合。
・淡路広域消防。
・洲本市。
・南あわじ市。
・財ふるさと交流協会理事長として挨拶。
今年の命題は、「減点主義ではなく、得点主義」
 1地域だけのしがらみを忘れ、市全体の利益を考えること。
 2悪い事でも真実を報告する事。特定の者への内部リークと勘違いしない事。
 3勇気を持って、意見の具申をする事。
 4市民へのサービスを優先し、自分の仕事ではないという視点価値観ではなく、全体の奉仕者である
  事の再認識をする事。
 5決まったことはきちんと実行する事。
最後に、「結果責任は市長が負います、皆さんは自信を持って仕事をして下さい」と述べました。

一言。「淡路市を考える会」の会報が話題になっていますが、「笑う門には福来る」正月のご挨拶です。

仕事始め

今年も、恒例の集合写真が撮れました。
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故郷の雨3-そしてプロローグ
 夢は語り継ぐべきもの
 島が蘇る日
 何処までも永遠に
 広がり流れるために

 故郷に降る雨は
 時にはどの様な雨でも
 疲れた心を
 優しく癒してくれるもの

 未来に正しい姿を伝えるために
 敢えて試練の道を
 今は生きなければならない

 氷河も何時かは溶ける
 明日の心を信じて
 小さな一歩を、そして。

2008年01月03日

初夢

改めて、東京集中のシステムを感じました。
年末年始の交通混雑を、マスコミが誇張気味に報道するのは別にして、新幹線という交通手段の便利さが、東京、あるいは名古屋、大阪の集中を加速させています。
集中し過ぎるとその流域は緩やかに膨張します。

その意味からも、明石海峡大橋の無料化は、淡路市にとって活性化の切り札なのです。
それ以外に、荒っぽい議論で言えば、カジノ事業の誘致が有りますが諸般の事情で今は静にしています。

嘗て、新幹線は夢と言われました。
淡路市にとっては、明石海峡大橋が本来の無料になれば、京阪神のベッドタウンとして定住化が促進し、活性化も図られ、花博跡地に産婦人科を併設した病院も建設されれば、更に夢は広がります。

市街地が集積しているのが効率的であるのは言うまでもありませんが、淡路市は地形、歴史など多種多様な課題のため、それは難しいものが有ります。
視点を変えて、全体を市街地としてコーデイネートすればいいのです。

環境、景色に優れた家で過ごし、朝はゆっくりと明石海峡大橋を渡って通勤。
誰もが安心して住め、良かったと実感出来る、それ自体がご馳走の市として淡路市は飛翔する。
皆さん方にとって、初夢はどうでしたでしょう?

「もう夢を見る年じゃない」なんて言わないで、みる努力をしましょう。