日記 « 下弦の月。 | 活動報告のトップ | 存在権。 »

2012年10月13日

第6回淡路市子ども議会。

昨日の帰宅は、東京から深夜。少し疲れました。

(今日一日)
議会の仕事は、当局が提案したものを、議決等するという事です。市民の意見を代表するところから、二元代表制と言われています。
時々、行政のチェックなどと勘違いをしている人が居ますが、チェック等は監査委員がします。議会代表者が委員になっているのもその証左です。
議会と当局の馴れ合いが批判になることが有りますが、多くはそうした勘違い行動から起こります。
他の団体で聞かれるような、当局いじめなどの強い行為、時代錯誤の行為は現在は違法ですが、これは倫理観の問題です。
今日の子供議会には、一切、そのような柵が無いのが清々しかったです。

akk58 (1).jpg
現職の市議達も視察されていました。


・子供議会(19校19人の小学6年生)、私の答弁の概要。

「大好きな故郷・淡路市を活性化させるための三つの作戦の提案」
中島晴貴(はるき)議員の質問にお答えいたします。

淡路島の歴史には、大きく三つの転機が有りました。
鳴門海峡の架橋、明石海峡の架橋、そして関西国際空港建設計画です。
関空が泉南沖にいったため、淡路島の鉄道建設計画は実現不可能になり、私達、島民は静謐で穏やかな環境を今も維持しています。
しかし、その代わりに、船員さんや船着き場の雇用は無くなり、船着き場の生活の場は壊滅しました。それらは全て、サービスエリア等に形を変えました。
それら、明と暗の現実を直視して、私たちは街づくりをしなければなりません。

中島晴貴(はるき)議員の三つの作戦提案、どれも素晴らしいものです。

1 明石海峡大橋の多目的利用は未来に繋がります。
2 国営明石海峡公園の更なる利用向上は交流人口の増高を生み出します。
3 漫画、アニメによる観光の活性化は、レジェンド、物語りの創出になります。
これらは、議員が提案されるように、まさに現実的で直接、若い世代の観光客を引き寄せる施策に繋がると思います。

1 明石海峡大橋は、吊り橋仕様です。鳴門大橋が新幹線も可能な鉄軌道併用協で、明石大橋が吊り橋仕様という、ちぐはぐさは、関空建設計画の挫折によると言われていますが、いずれにしても、重量負荷に一定の制限が有る吊り橋仕様、そのため、検査用通路等の橋梁部分が使用可能かどうか、県が、調査中です。その結果でどういう対応が出来るかどうか決まってきます。(11月6日風洞実験・三菱重工業・長崎)
当分の間は、これまで言っていたように、出来るだけ早期に対応等するため、ジェノバ便で明石海峡大橋が渡れない自転車、125CC以下のバイクの通行の確保を検討しています。

2 国営明石海峡公園(淡路地区部分)は、平成13年に開園、以降着実に入園者を増やし、平成22年度には50万人を突破しました。
イベント開催時には雨が降らないと伝説が定着しつつある国営公園は人気の的です。
イベントも、フリーダム・湘南の風(2万7千人)、平井賢、そしてAPバンク(3万3千人)など、何万人規模のコンサート、淡路市も夏祭りで4万人規模の動員をしています。
駐車場やトイレ、騒音の問題が有りますが、積極的にイベント等を誘致して、多くの淡路島フアンを増やしていきたいと思います。
一昨日、大阪難波の吉本興業本社で、タムラケンジ「通称タムケン」さんの、淡路島観光GMの就任式に立ち会いました。10月20日21日にはTKF大祭りのタムケン・ライブも行われます。                               
淡路市では既に、淡路市観光応援隊としてかりんとうの川畑、宮本さんのコンビに、市内で活躍してもらっています。
食の大使として呈一彦さんに、おむすびコンテスト等でも賑わいを創出してもらっています。これらの事等も含めて、淡路市をアピールし、交流人口の拡大に努めます。

3 観光客誘致の三つの決め手とは、聖地、イベント、そしてレジェンド(伝説、物語)といわれます。淡路市には、場所、環境は既に在ります。後は、どう企画し、物語の内容を進めていくかという事です。
既にドラマや映画のロケは多く利用されてきました。淡路島フイルムオフィスの活動などもされています。
漫画、アニメの発想は、今の時代にマッチしたものと確信しています。日本一の漫画館の構想などを提案してくれている方もおられます。
これから仕掛けを考えて進めていきたいと思います。

いずれの提案も、「楽しい夢のある提案です。」前向きに進めていきたいと思います。

これらの事は、瀬岡皆人(かいと)議員も発言されていた、淡路市のキャッチフレーズ、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」 皆さんも知っている、ノーマン先生流に言えば(BUILDING A COMMUNITY WHERE PEOPLE WANT TO RETURN TO )又は(BUILDING  A CITY WHERE  PEOPLE WANT TO COME BACK TO )になります。
この言葉は、浅野出身で東京在住の青年、倉本諭志(さとし)青年が、フェイスブックで私に語りかけてきた言葉でした。

島を出て多くの先輩達が頑張っています。
私達で力を合わせて、素直に、ワクワク感が有る、「美しい故郷創りに」努めましょう。
宜しくお願いします。

akk59.jpg

(その他の行事等)
・市民の来庁。
 選挙活動について意見交換をしました。

・佐野八幡神社・秋祭り。

ab30.jpg
ダンジリの練り込みです。
ab31.jpg
チビッ子達も太鼓の演技で頑張りました。
ab32.jpg
津名地域仲よし相撲大会。熱戦です。
ab33.jpg
淡路市の未来を担う精鋭達です。