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2015年07月17日

台風待機二日目

淡路市合併10年の検証(将来負担比率)

国が示した財政指標のひとつ。
合併後の2006年平成18年に示されて、翌19年は猶予期間とされました。
淡路市は、平成18年326.6%、そして平成19年は371%でした。

この数字の意味するものは、自力での地域運営が制限される、早期健全化基準350%を遥かに超えているものでした。主原因が不可避の自然災害、阪神淡路大震災のダメージでしたが、対策をしなければなりません。

指数は、A実質的将来負担(含む特別会計分)を、B標準財政規模で除した数字です。
Bは動かせない。Aに対策をして指数を減らさなければなりませんでした。淡路市単独ではどうしようも無い数字でした。

まず、自力で出来る公債費の繰り上げ償還。基金を取り崩しての対応でしたが、それだけでは適正化できず、下水道特会への繰り出しを減らし公債費を減少させ、結果として特会自身が赤字となるのでその対策をしました。

次年度から年次計画で繰り上げ充用すること、そして基金の運用、さらに不足する分は、県に依頼して自治振の貸付金による援助を受けました。結果、平成26年度決算において229.2%(除く震災185.7%)と、10年の検証を迎える事が出来ました。

市を代表して感謝を申し上げます。
なお、2001年平成13年から、国が地方自治体に認めた臨時財政対策債は、淡路市においては適正運用しており、自主財源に影響を与える事はありません。

(予定されていた主な出来事)
延期などしました。
・セントメリース市青少年派遣団員歓迎式
・同上歓迎夕食会。ONOKORO
・洲本土木事務所との意見交換会
・淡路政経懇話会
・金沢副知事との意見交換会

*17時現在大雨警報のみ継続中。
 今回も、志筑川放水路、威力を発揮しました。河川については、郡家川、山田川の対策が急がれます。
 また、溜池にも配意しなければなりません。
 消防団の皆さん、待機等有難うございました。
 職員の皆さん、徹夜の対応ご苦労さまでした。まだまだ、警報が継続されていますので、対策等配意お願いします。