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2017年11月25日

昔話 1

大昔のお巡りさん
 (聴取概要)
 随分昔、私が死んだ連れ合いと神戸へ、小さな古い車で行った時、詳しい事は忘れたが、お回りさんに、捕まった事が有った。
 免許証を確認していた若いお巡りさんが、一言。
 「都会の運転は大変ですから、気を付けて運転してくださいね」優しいお回りさんでした。
 今はもう退職して故郷に帰り、のんびりと余生を送っているのかな?

閑話休題。日本の交番制度が海外で髙い評価を受けているのを多くの人は知らない。
これからも、宜しくお願い致します!

・主な出来事(門 日誌)
・市内視察

・第5回集落福祉全国サミットIN淡路市。関西看護医療大学
歓迎のご挨拶をしました。
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北は岩手県、南は沖縄県から集まり、情報を共有しました。
第5回集落福祉全国サミットIN淡路市 2017.11.25.12:30~

皆さん今日は。淡路市長の門康彦です。主催者を代表して歓迎のご挨拶を申し上げます。
集落福祉サミットは、第1回を秋田県湯沢市、2回を淡路市、3回を鳥取市と智頭町、4回を福島県三島町、金山町、昭和村、会津美里町で開催し、5回目を、再度、兵庫県淡路市で開催させていただきました。
この間、ご配意いただきました皆様に感謝申し上げますとともに、遠路を来ていただいた皆様に重ねて御礼申し上げます。
さて、淡路市のキャッチフレーズの一つに、「いつかきっと帰りたくなる街づくり」という言葉が有ります。この言葉は、東京で働く青年から、フェイスブックで私の元に届きました。
その言葉をお借りして、地元の実情に合った意味を考えました。
1 そこで育ち住んでいる人達が、安全安心で快適に生活できる街。
2 故郷を離れて島外で頑張っている人達が、帰ってきたくなる街。
3 誰もが訪れて、そして住み続けたくなる街。
「いつかきっと帰りたくなる街づくり」とは、柔軟で多様な発想の基に、素直に明日を考える街づくりの意味で、定住と交流人口に配意した言葉です。
この淡路島、今は、14万人程度の人口です。最高は昭和22~23年の23万人。所謂、過疎少子のパターンですが、江戸時代には7万人程度だったと言われていますから、それから比べると2倍。要は、その人口に応じた地域経営をすることが大事なのではないでしょうか。

その為の淡路市の課題は、
1 国は国を守るために、手法として現場(市)をコントロールする。
  淡路市は、戦略、戦術を明確にして、国の決めた基準内で事業の執行をする。

2 そのための目標は、
(1)教育の充実(後継者対策)→民度の高揚と倫理観の醸成。
(2)企業誘致 (定住人口の増加対策)→健全財政の維持(行革)
(3)観光事業・地元産業育成の更なる推進(集約から散開・淡路島振興)→安全安心対 
   策(弱者対策・マニュアル化)

3 具体的な事業推進は、
(1)教育。特色と魅力のある教育内容、環境づくりに努める。
   適正規模を維持し、安全、安心な施設整備を推進する。
(2)企業誘致。雇用と経済の確保の為に、工夫有る 活動を実施する。
   積極的な相手の動機付けになる、誘致活動、用地や施設の提供等を適宜に推進。
   (旧北淡東中学校跡、除却費用2億円、用地売れたとしても1億円。差引1億円の
    損。結果、無償譲渡。雇用の確保と、固定資産税の収入)
(3)暮らしを豊かにする各種施策の展開です。
 これらを基軸に、チーム淡路市として努めています。

また、昨年の4月に、淡路島は日本遺産の認定を受けました。
古事記の冒頭を飾る、国生みの島・淡路~古代国家を支えた海人(あま)の営みのストーリーが評価されたわけで、伊弉諾神宮をはじめ、31の構成文化財が、島内に散在しています。
せっかくの機会ですので、お時間が許す限り、史跡を巡っていただければ幸いです。また、淡路島は御食国としても知られています。もともとの玉葱料理、鱧すき、鯛の宝楽焼をはじめ、最近では生しらす丼など、様々な農水産物をご堪能いただければ幸いです。

さて我が国の社会問題として、超高齢人口減少社会に突入したと言われています。
所謂、地方では、過疎化の進捗、一人暮らしの増加等、家族形態も変化してきています。
また、団塊の世代がすべて75歳以上になる「2025年問題」という言葉も言われるようになっています。
淡路市は第2回の福祉フォーラムを契機に、翌年から社会福祉協議会と共催し、「淡路市集落福祉フォーラムを開催し、地域住民と共に考える機会としてきました。

このたびの全国サミットでは、基調対談から始まり、徹底討論と盛りだくさんの二日間となっています。全国の先進的な取り組みを題材に、そこで暮らす人々の創意工夫や連帯に溢れた実践を学び、参加者の皆さんはもちろんのこと、本市にとりましても実り多きものになればと考えています。

最後に、今回のサミットを通じて、情報を共有し相互連携が図られ、地域における支えあいのコミュニテイーづくりのきかっけとなることをご祈念しまして、歓迎、開会のご挨拶とさせていただきます。
有難うございました。