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2020年05月13日

新型コロナ感染症対策

新型コロナウイルス感染症対策について2020.5.12  淡路市長  門 康彦

緊急事態宣言が4月7日発令され(5月6日)、外出自粛などの要請が出され、更に延長され、一か月が経過し、この14日に解除の方向性などが示されるとなっています。
しかし、淡路市は特定警戒都道府県に入っており厳しい状況下に有ります。

阪神淡路大震災以来の大きな危機、市民、住民が共にこの試練を乗り越えなければなりません。感染者は被害者です。これまで、田舎の利点を活かして地域運営がなされてきましたが、疑心暗鬼になる中、被害者が加害者と誤解される事象もみられます。
あってはならない事で、共に助け合ってこの試練を乗り越えましょう。
そうした一体化の醸成のため各種の施策を実施致します。
          記
(主な予算)
1淡路市地域振興基金を活用し、特別定額給付金10万円(国)に1万円(市)加算します。
2子育て世代臨時特別給付金(国)1万円
3休業要請事業者経営継続支援事業15~100万円(県2/3市1/3)
4高齢者等応援事業 5千円商品券
5子育て世代応援事業 5千円商品券
6第一次産業応援事業(畜産、花卉、漁業等) 5万円
7商業者等応援事業 ふれあい商品券2憶4千万円(1万円→1万2千円)
(1の上に、4~7を加算する)

(主なソフト事業等)
1コロナ案内(相談)窓口の設置
2市営住宅提供(解雇・離職者)15戸
3水道料金減免(基本料金3か月分)
4小中学校休校 当面5月31日まで
5保育所等・学童保育 開所(自粛)保育料減免など

*これらを、スピード感をもって実施しています。
1急ぐものは、 専決
2予算は二段階、5月(18~22日)の臨時議会と
        6月( 1~18日)の定例会
市民、市議会、各種団体等から、要望提案等のあったものに、丁寧に対応するため、専決、臨時、定例議会として整理をしました。
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淡路市民の皆様へ    淡路市長 門 康彦
新型コロナウイルス感染症は、淡路市にも、直接、間接に甚大な被害をもたらしています。
国、県と連携し、淡路市も各種の施策を実施してきました。
しかし、患者、濃厚接触者については、今のところ、淡路市が中心となっています。
結果として、人権侵害の事象が報告などされています。この人に優しい温厚な地域にあって、患者等は被害者であり、養護してやらなければなりません。
その為に、通例の施策に加え、地域振興基金の趣旨を尊重し、市民の連帯の強化と、地域経済の活性化のために、国の特別定額給付金に、加え、市民お一人、お一人に、一万円を加算配布致します。
これにより、皆さんに、市内で消費してもらう事により、淡路市内で50億円弱の経済効果が期待できます。
これらの趣旨をご理解のうえ、宜しくお願い致します。
まだまだ、コロナウイルス感染症は厳しい状況に有りますが、「社会生活システムを維持しながら、コロナウイルスに勝つ」を合言葉に
共に頑張りましょう。宜しくお願い致します。