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2020年09月13日

デイオーネの伝説(再掲)

兵庫ディオーネの伝説  2016H28.10.31
深夜、一通のメールが届きました。「女子プロ野球チームが、ホームタウンを探しています」
翌日、職員を京都に派遣、何日か後、私自身も出かけ、思いを述べました。
「わが市は過疎、少子、高齢化が加速している町ですが、そこで若い選手達が躍動している姿は貴重なものです。そして貴社にとっても企業イメージを更にあげるよい機会ではないでしょうか?」
あれから2年、ディオーネは頂点に立ち、2015ジャパンカップ、2016前期、後期、女王決定戦、そして2016ジャパンカップと5連覇を達成しました。

女王決定戦の勝利報告に来庁された里綾実キャプテンは、「市長さんは、3年がかりでチームを育てて欲しいと言われましたが、その言葉で発奮し、2年で成し遂げました」と誇らしげに言われました。
「では、ジャパンカップにも勝って、5連覇を成し遂げて下さい」とエールを返しました。

そして今日、神戸ホットモット球場で埼玉アストライアーと決勝戦を闘い、移籍した宮原臣佳投手と泉由有樹投手が投げ合い、宮原投手は途中降板、泉投手は5回を投げ抜き完封、里投手に交代してMVPを獲得しました。
次世代を担う女性達の活動を讃え応援する、第14回兵庫女性未来・縹賞を受賞された碇美穂子監督は、8点差をつけても引退予定の控えの選手を起用しませんでした。
プロの厳しい一面を感じましたが、その誰もがインタビューで淡路島に感謝の言葉をかけてくれていました。

佐伯千夏内野手のブログ「引退報告」(10.27)の一部(省略)を紹介します。
「私は幸せ者です。淡路島に来てからは本当に温かい声援をいただきました。名前を憶えてもらい声をかけていただきました。野球に集中できる環境をつくっていただき野球三昧の日々を過ごしました。本当に淡路島が大好きになりました。淡路島の人の温かさと優しさに支えられていました。「いつか帰りたくなるまち」と言われている淡路島は、私の第二の故郷です。いつか帰って来たいと思える素晴らしい場所でした。」

本当におめでとうございました。淡路市が誘致したディオーネは伝説になりました。これからは世界制覇を目指して下さい。
チーム・ディオーネのメンバーが、一つの時代を共有した歴史は変わりません。時、所、変われど飛翔を続けて下さい。
寒さが増す暮れ泥むバックネット裏から見ていた、貴女達の勇姿は、生涯忘れません。
Good Luck Forever, OUR LADIES !

「伝説は、淡路BRAVE OCEANS、に引き継がれ、地域おこし協力隊の田中朋子監督を中心に、泉由有樹選手兼コーチ、川野秀美、加藤美夏選手等と広がりを見せ始めています。」

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・市政報告会
 ・楠本中町内会
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いつかきっと!