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2025年05月09日

退任式挨拶概要

 2025年令和7年5月7日(水)16時~
このような場を設けていただき有難うございました。
さて、皆さんお世話になりました。有難うございました。
現場行政の長として、最後はまともに挨拶をさせていただきます。

地方公務員生活、約58年、合併淡路市の復旧を復興とするため後4年と思っていましたが、叶わぬ事になりました。
貝原の前に貝原無し。貝原の後に貝原無し、と言われた恩師、故貝原俊民兵庫県知事の 20年と言う予言は外れませんでした。故郷の埠頭に立ち、一期4年で去る覚悟を続けた、20年でした。その本旨は私のCD故郷淡路島の歌詞にあります。
又、5人の町長さんから託された融和も8割は達成しましたが、故柏木津名町長さんから託された、「津名を割ってはいけない」という言葉は守れませんでした。内部から瓦解してはどうしようも有りませんでした。故今津淡路町長さん故小久保北淡町長さんの願い、故新阜東浦町長さんのエールにも答えることが出来ませんでした。申し訳ない思いです。
いつも言ってますように、行政と言っても、理論先行の国や県と違い、現場行政は市民と共に在らなければなりません。宜しくお願い致します。

洲本市の学者、福谷学先生の著書「淡路学」にこう書かれています。淡路島の将来は、元県民局長門康彦氏が率いる新生淡路市の双肩にかかっている。

破綻状態から、禁じ手の給与カットを数度にわたって断行しましたが、職員の皆様はよく耐えてくれました。自分たちの為ではなく、市民、住民、淡路市の為に、でした。
一般民間人の多くはそのことを解っていませんが、それが現場行政の宿命です。
 それでも市民住民に求められる、現場公務員であって下さい。
今の淡路市の躍進は、まず、皆さん方のチームとしての活躍がその根幹でした。
今や、「地方創生の旗手」とまで言われています。
この躍進を止めず、安全安心の確保に基づいた現場行政の行政サービスの執行に努めて下さい。
選挙の事については、ブログに書いていきますので又ご意見等ください。宜しくお願い致します。

新生淡路市の一人の良心は去りますが、多くの良心は健在です。行政は正義でなければならないを継続していって下さい。

重ねてお世話になりました。有難うございました。
躍進淡路市の流れを止めることなく頑張って下さい。宜しくお願い致します。