日記 « AIE国際高校サッカー部 | 活動報告のトップ | 墓 »
2025年06月11日
しづかホール
しづかホール
島の不思議な物語 外伝 「しづかホール」
旧津名町から引き継いだ淡路市立の音楽ホール(劇場、歌劇場)。
島内では802人収容のトップクラスの規模。
静御前が志筑の海岸に流れ着いたという伝説から、その名を冠し、外見は扇。
立ち見を入れても千名が限度という施設が一度だけ人で溢れた事が有ります。
2005年平成17年3月6日。新生淡路市の明日を語る講演会。弁士は、前兵庫県知事貝原俊民氏と前兵庫県代表監査委員門康彦。
5町合併の市長選挙を盛り上げるために計画されたイベントのメイン弁士を誰にするか話し合っていた時、貝原氏の名前が挙がり、私がお願いに行くことになりました。
県立人と自然の博物館の理事長をされていた貝原氏を訪ねてお願いをしました。開口一番、「門ちゃん君は財政課出身だろう。なんでそんなとこに行くのかね。県に残ったら」といわれました。
生来の天邪鬼、「故郷に帰ります」と答えてそのイベントが開催されました。
しかし、ホールは人で溢れたものの、全県から集まった方々で、有権者の数はいかばかりであったか?
その時の記念写真が出てきました。
20年前の写真、多くの鬼籍に入った方々の笑顔が有りました。
私の隣に、支援者の一人であった、津名高校の恩師、故植松先生の姿もありました。
全島から同級生等を集めてくれた竹馬の友の姿も有りました。
信義熱き世代の晴れ舞台の記念写真。
何故今出てきたのか?
歴史の不可思議さに、思いは揺れます。