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2025年06月22日

島のバイアス

島のバイアス

島の不思議な物語 外伝 「島のバイアス」

本土から明石海峡大橋を渡って島に近づいた時、最初の陸橋の側面に。「ようこそ淡路島へ」その後ろには、「またのお越しを」という垂れ幕が有ります。県北、但馬へ行くと大きな看板で、「ようこそ但馬路」へ等と歓迎とお礼の言葉が有りました。その記憶を参考に、淡路県民局の会議で提案をしたら、当時の局長さんが配意してくれました。

もう薄れましたが、暫く前に、県が、「但馬から播磨の観光活性化」というキャンペーンを始め、淡路島が抜けていると違和感を持ったので、質問すると、「淡路は活性しているのでそういうキャンペーンとしました」と返事が有りました。納得がいかないので、県民局の会議でそのことを指摘したら、その時の局長は県の施策が批判されたと立腹、喚かれました。

どちらにも意味は有るのでしょうが、少なくとも、淡路県民局であれば、その職に有る間は、島側に立たなければならないと思います。多くの局長さんはそのスタンスでした。だから島民の信頼を得てきたのでしょう。最近のSNS情報、フェイクと言われたり、攻撃の犬笛と揶揄されたりするのも信頼関係が薄いからでしょう。

淡路島は神戸市の隣接自治体として接遇されていますが、その神戸市の神戸空港、色々と指摘批判されていますが、そもそもその生い立ちを知らないと話にならない。もともとは時の県知事貝原俊民氏が、近畿3空港の指摘に対して、「いずれプライベイト空港の時代が来る。そのために神戸空港は必要」として整備されたので、これからの空港です。

淡路市も、市長の給与カットで議論を呼んでいますが、公約で有るなら既述したように選挙違反になります。ではなく、言われているように、「第二の財政危機対応」で有るならバイアスとなります。
財政状況が正常化し、人的配備を促進しなければならない環境に有る今、求められているのは、備える事と新たな展開です。両輪なければうまくいきません。二元代表制の市議会に期待が寄せられています。

さて、不世出とも評価された、山名実淡路市副市長さんが任期前に退任されました。ご苦労様でした。そして有難うございました。私の退任式も多くのチーム淡路市が見送っていただきましたが、私と違ったところが一つ。多くの女子職員の涙があったそうです。私の時は、「誰にも見せない泪」でした。