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2007年08月31日

葉月最後の日

台風9号がこれまでには無い動きを見せています。これまでも有ったコースかも分かりませんが、知識の中では、あまり見た事が有りません。
想定内であるか外であるか、災害対策のためには情報分析が大事です。

新聞情報で、洲本市が起債許可団体になり淡路市と同じになるかもしれないと分析していますが、私は大丈夫だと思います。既に洲本市はその事を予測して、今年度から、県から派遣人事を受け、対策に入っています。
それよりも、県の動向が気になります。
知事は、2030年度をめどに実質公債費比率を18%未満に抑制すると表明し、行財政全般をゼロベースで見直すとしています。19.6%でそういった対応ですから、淡路市23.1%ではどうなるのでしょう。
財政状況改善を図るという事で、「一般事業費3割削減」「職員3年で1200人減」「都市計画、市街地に都市機能集積へ見直し」「県民局統合再編10を6-7局へ」などの計画は、少なからず市への影響があります。

淡路市も、効率化と目的の明確化を基本に、投票所の削減、お祝いもお金より商品券にして地元経済の活性化の一助とするなどの工夫、観光のためにプロ野球の公式戦、花火大会、薪能などその開催方法も色々工夫をしながら実施しました。

夫々、知恵を出し合いながら事業の展開をすることが大事です。
今日は、しづかホールで、淡路島七福神霊場開創35周年記念の祝賀会がありました。
「笑いと感動が無限の可能性を引き出す」という講演もありました。
また、童謡の祭典もあり、多くの方が楽しんでいました。

淡路市も、これから、楽しいことの創出に力を注がなければなりません。

2007年08月30日

交渉決裂

過日、新聞の見出しに、富島地区の震災復興区画整理事業のことが、「交渉決裂、住宅強制移転へ」「行政、住民不信の連鎖」と表現されました。
誤解を招いたら困りますので、説明します。

区画整理事業ですから、強制執行ではありません。地権者どうしの話し合いがつかず、これまでタイムリミットぎりぎりまで市としては調整に努めてきましたが、物理的に調整は不能と判断し、2回目の直接施行を選択しました。
9割以上が地域の再生のため夫々の利害等は有るものの、合意形成し、結果としての事業の繰越は有るものの、事業完了まじかですので、行政と住民の考え方の相違は少数です。これまでも、説明をきちんとしながら事業を、人的なものまで含め、国、県等の支援等を得ながら進めてきました。
国民の税金260億円あまりをこの淡路市に投入していただいたことに、心からお礼申し上げます。

このような批判?が有ります。
大きな道路は要らなかった。必要最小限の都市整備でよかった。旧北淡町の説明が不十分だった。
地域住民にとって本当に必要だったのか?
道が狭くて危ないからと道路拡幅をしたら、車がスピードを出して危ない。ガードレールを付けたら道が渡りにくくなった。陸橋を整備したら、無駄な整備。「こんなのを、我侭連鎖と言うのだ」と教えてもらった事が有ります。
震災復興10年を過ぎましたが、やっと富島地区も新たな共同体意識の再構築に向かって一歩踏み出します。

今日も、協議など沢山有りました。
・小中学校の今後について。
・病院診療所などの今後の展開について。
・倫理の問題について。
・神戸市隣接市長会。
・淡路畜産振興議員協議会。

2007年08月29日

市長会

市長会でも色々有りますが、東播磨、北播磨、淡路で構成する、11市長会が開催されました。

各種の情報交換が行われましたが、特に、「CO2削減、省エネなどの環境対策への取り組み」が議題として審議されました。
淡路市で参考としなければならない項目を紹介します。
・ISOの認証取得。
・定時退庁日。ノー残業日。
・ノーマイカーデー。乗り合わせ出勤?
・丹波あじさい寺住職の言葉「自分一人くらいと思ってゴミを捨てると一億のゴミが出る。皆一つゴミをひらうと一億のゴミが減る」職員、市民の意識改革。
・南淡路市では、21年度を目指して、中央リサイクルセンターの整備を検討中。
いずれにしても、見える形で、数値目標などを決めて、地球温暖化対策としても、直接的なのはコストダウン対策としても、取り組んでいかなければなりません。

先日、富島小学校へジャイカの研修員が訪問しました。ジャイカとは何ですかと質問されたので紹介します。
JICA。独立行政法人国際協力機構。JAPAN International cooperation Agency.
日本と開発途上国の人々を結ぶ架け橋として、互いの知識や経験を活かした協力を進め、平和で豊かな世界の実現を目指す組織です。
JICA兵庫は、神戸東部新都心(HAT神戸)にあります。

2007年08月28日

安全安心

私達の子供の頃は、家に鍵をかけた記憶があまり有りません。
架橋などにより、生活環境が変わったせいか、最近は島でも物騒な話が多いです。
島民意識も地域全体の利益より、個々人の利益誘導に視点を変えている傾向が見えます。
人は自分だけで生きれるわけがないので、最後は誰かの世話になるのですが、どうもそういった、互助的視点、価値観が薄くなってきています。

そんな中で、805都市、安全安心パーフェクトデータというものがでました。
その土地の地勢、歴史、自治体の政策、景気などが可也の確度を持って反映されているとありました。
皆さんの印象はどうでしょう。( )内の数字は、全国順位。

・老人福祉施設入居定員数47.6人・/千人(79)・病床数12.6床/千人(449)
・病院診療所数4.32箇所/10km2(578)・訪問介護事業所数1.24箇所(660)
・大学等進学率41.9%(478)・塾進学教室数44.3箇所/万人(155)
・小中学校教員数93.9人/千人(42)・犯罪発生率100.4件/万人(206)
・建物火災発生率11.58件/万世帯(739)・交通事故発生率58.0件/ 万人(288)
・警察交番数1.62箇所/10km2(364)
・経常収支比率94.0%(566)・法人住民税納付額5,463円/人(709)
・人口増加率マイナス4.76%(727)・完全失業率4.97%(226)

これらの数字から、淡路市の一部が見えますが、どうしようもない状態ではありません。
皆さんはどう見られますか?

一言。新内閣、育てるのも一方法。

2007年08月27日

双方向

市長の話は難しい時があると指摘を受けました。
成程、双方向という言葉、字で見ればなんともないのですが、言葉で聞くとその意味を別の言葉で表現した方が分かりやすいところが有ります。
自分がこう思っているから相手もそうだと思うことも避けなければなりません。
双方向という言葉を使いながらそうなっていなかった、反省です。

さて、淡路ワールドパークおのころは、三セクによる運営を10月末で終え、来年3月から、株ファームにより、リニュアールオープンします。
約10年間の三セク運営の感謝キャンペーンとして、10月20日頃から入園駐車料金の無料イベントを企画しています。
そんな中で、社団法人淡路青年会議所が、10月14日日曜、「感動島体験ー淡路島まるかじりフェスタ」を計画しています。
まだ、中身は検討中ですが、ステージ、グルメのイベント他、盛りだくさんな行事が考えられています。
皆さんもアイデアを寄せて下さい。

一言。ともかく何かをやる。結果よりも中身。門の話は面白くないとも指摘されました。お笑い垂れ流しのテレビに学びます。

2007年08月26日

練習

ピアノの練習を再開してから、数か月になりますが、思うようにはいきません。
やはり、何事も簡単なものは無いようです。いくら優秀な指導者に習っても、最後は自分です。

日曜日、行事が満載でした。
・第45、38回志筑地区町内会ソフトボール・ソフトバレーボールの親善大会。
  15町内会のほとんどが参加し地域の融和を図っています。
・第3回淡路市民柔道大会。
  津名郡広域のよしみで、五色からも参加し、元気な少年少女も頑張っていました。
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・原県議会議員の集い。
  ウエステインホテルで、西村議員も参加して盛大に開催されました。
・北淡しゃんとこフェスタ。
  商工会青年部北淡支部が、津名高校のギターマンドリン部などのライブショウーを北淡センターで
  開催しました。多くの市民が楽しんでいました。
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・第3回淡路K音ライブインサンシャイン。
・津名有志市民の意見交換会。

2007年08月25日

第3回淡路市人権フェステイバル

灼熱の土曜日、しづかホールで開催されました。
琉球古典音楽と琉球舞踊、普天間かおりライブでした。
市内の作業所の皆さんも売店販売で参加していました。ひまわり作業所、あいあい作業所、竹の子作業所、ぽれぽれ、ぶったあ福祉会。

挨拶の人権メッセージの概要です。
人が生まれながらにして持つ権利、人権は独善的であってはいけないと言われます。双方向性のある会話を持つ人権でなければ、意味が無いとも言われています。
最近の海は、奇麗になったが美しくはないと言う人もいます。人間が一方的な視点で浄化作戦を人為的にしたために、海が本来持っていた自然の還流が無くなり、魚や海苔の生態系を変えてしまいました。
色々な視点でものを考えなければなりません。
真の人権とは何かを今日は考えて下さい。
沖縄県と兵庫県は色々なつながりがあります。兵庫県出身者が3千人以上も沖縄で祀られています。最後の沖縄官選知事は兵庫県の人でした。
それらを祈念する、沖縄平和祈念館の設立理念に、沖縄の心とは、人間が発露する文化そのものであるとあります。
同じ島であるという文化を共有する沖縄の文化に今日は触れて、もう一度真の人権とは何かを考えて下さい。
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青年の主張

東浦で漁業をしている青年達と話しました。青年の一人の意見です。
「淡路の海は、綺麗になったが美しくはない。美しい海とは自然が循環し、魚や海苔が自然に生育できる環境でなければならない。処理水も適度な栄養として必要と思う。何とかならないか」
それを聞いていた、熟年のセミプロ漁師が言いました。
「だから昔、言ったのだ!海に一滴の栄養になる水を流さないでも良いのかと。そして、君達の先輩はその道を選び、保障も得たはずだ」
青年は言いました。
「私達もそれなりに反省もしています。漁師も変わらなければならないと」
「皆で一緒に考えよう」
意見交換会は盛り上がりましたが、そのほかにも、水産技術センター研究発表会による、「垂下式貝類養殖」の相談なども有りました。
共に、地域を考える。淡路市の明日のための方法です。

その他の主な行事です。
・淡路広域水道企業団、消防事務組合、行政事務組合議会定例会。
  広域の予算にも枠予算の提案をしました。厳しさは皆同じです。
・公共嘱託登記司法書士協会の来訪。
・議案のヒアリング。
・全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会壮行会。
  津名中学1年清水一輝君、志筑小5年塩唐松広樹君。
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2007年08月24日

過密日程

木曜日は、淡路警察署への来訪から始まりました。
直接施工、職員の執務、市内の事件等について意見交換しました。
淡路署の場所はおそらく県内でも屈指の景勝地です。美しい淡路市を守ってくれる拠点です。

その後、山越えで、北淡セミナーハウスへ行きました。
株ほくだんの取締役会と株主総会が有りました。
社長として参加し、平成18年度の事業、決算、役員人事などについて決議されました。
19年度、700万人に、野島断層保存館入館者が達したこと。何とか堅調に推移していることなど報告されました。

終了後、洲本にある県立淡路病院を訪問しました。
建て替え移転等で、忙しいようですが、運営方法など根本的な検討は、時代が要請するものです。
全てについて襟を正す時でしょう。

国会議員の事務所で相談後、一宮のパルシェでの、淡路税務協議会役員会に参加しました。
今後の税務行政の取り扱いなど協議されました。

その後中田で市民有志の意見交換会、漁業協同組合有志との面談、を経て、土器屋町内会の地蔵祭り23夜に参加しました。
まさに、手作りの地域のお祭りでした。

2007年08月22日

市長として

市長に必要なものは何か。
絶えず灯し続ける情熱、冷静なバランス感覚を持った観察力、ぶれない責任感、そして何よりも説明する気持ちを持った言葉。
市民が納得する言葉で、双方向の会話が成立した時、聞き手の心に訴え、心理的距離を近づける事が出来、相手の心に残る言葉になります。
古来から、阿吽の呼吸とか以心伝心とか言われて、日本人の生活形態の核になっていたものが崩れ、視点価値観、倫理観が多様になった現代においては、自分の考えを分かりやすく、聞き手の立場に立って話す説明責任が重要です。

難しいことでは有りますが、行政の夫々の仕事も同じ事です。
水曜日は説明責任の一日でもありました。

・津名ロータリークラブ例会で卓話をしました。
  淡路市の状況などについて話しました。
  実質公債費比率。地方債残高。公債費。起債制度と実績。節約・倹約作戦。将来への布石。
  そして美しい淡路市でした。

・淡路市(一宮)総合体育館建設検討委員会。
  委員を委嘱し、内容など検討してもらいました。
  会の開催が、夜の7時。距離、地域、居住地の散在。淡路市の一つの課題の結果です。
  委員の皆様有難うございます。

一言。自分の体に過信は禁物です。何事も積み重ねです。明日のために今日を努めましょう。

人物交流

火曜日は多くの人たちと再会、出会いをしました。
勤務としては、東浦総合事務所の勤務日でした。職員を初め、OB、元町会議員など、所長室は人物交流の場でした。 
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・グループホーム「くるま花水木」竣工式
  9月から開所の予定です。18人定員、落ち着いた感じの施設に、スタッフが揃い、場所も事務所に
  隣接していて、高齢者のためにこれから頑張っていただきます。

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・市長と明日を語る会
  色々な意見を聞きましたが、環境問題、公立病院の必要性など多岐にわたりました。
  高齢の方が、遠方から徒歩でこの暑さの中を事務所まで来られているのには、驚きました。

・東浦陶芸館と中浜猫美術館を視察しました。
  東浦サンビーチに面した素晴らしい施設で、どちらも、淡路市の文化行政の核としての活躍が期待
  されます。

・県庁土木部総務課の有志の会で、叙勲の祝いに参加しました。
  再会の出会いですが、こういう場での情報が大事です。

夏も去りかけています。人が少なくなった海水浴場の砂浜は、人物交流、交錯の場所でもありました。
砂に書いたラブレターという歌が有りましたが、波が文字を消しても思いでだけは消えません。
心を大事にしたいものです。

2007年08月20日

祭りの後の月曜日

部長級会議が開催され各種協議等がされました。
・市民ゴルフ、プロ野球公式戦、薪能などの反省。
・富島区画整理事業の推進。
・学童保育の整備。
・プラントの状況。
・赤い屋根の応募状況。
・総合事務所の集約化、利用の拡大状況。
・淡路市商工会創刊号の記事について。
・浦方、全員協議会の今後。
・お線香のシェアー率。
・市有物件の利用。その他

日本文化デザイン会議な方が来訪され、11月に予定されている会議について意見交換をしました。

神戸隣接市町の懇談項目は、環境と決まりました。

第1回地域改善研修会が市庁舎で開催されました。
  講師は、淡路教育事務所 宮岡峰子先生  「育てよう一人ひとりの人権意識」

まちづくり技術センターの来訪。

淡路市夏祭り実行委員会。

一言。後片付けが、次の事業展開に繋がります。

淡路島イザナギ神宮薪能

昨年は、昼過ぎから雨模様。当初、予定していたように、しづかホールでの開演になりました。
それなりの成果と、意義は有りましたが、屋外での薪の灯に揺れる幽玄の世界を見たいという思いは強かったです。

今年は、かんかん照りの昼間、天気は全く心配要らないと思っていましたら、何と、局地的なにわか雨。
一宮周辺だけは、奇跡的に少雨ということで、何とか終わり近くまで上演できました。

屋外での能舞台。夜は当然、照明として薪の灯。それは、常に死というものを意識して生きていた侍の世界のものです。
名だたる名宮イザナギ神宮、暗闇、静寂、薪の明かり、そして今年は雷雨という神々からの贈り物。
観客の皆様、そしてスタッフの全ての皆様、有難うございました。

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2007年08月19日

もう一つの夏祭り

葉月19日日曜日は、朝から夕刻まで各所でイベントが満載です。

・第三回淡路市民ゴルフ大会(淡路カントリー)
ゴルフ場のご厚意により、市民の貸切としてくれました。50組200名弱が楽しみました。
 私は、始球式だけをしました。

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・全淡ちびっこ相撲大会(石屋小学校)
 15団体80人ほどが裸の勝負をしました。

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・プロ野球ウエスタンリーグ公式戦・サーパスVS阪神タイガース(佐野運動公園)
 まさに酷暑の中、大勢の野球フアンが参加しました。運営に参加していた市の職員が少し体調を崩し
 たほどの暑さでしたが、さすが、プロの選手は素晴らしい運動量でした。
 始球式と挨拶をしました。

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2007年08月18日

南船北馬

基本的に淡路市内を行き来している友人が、朝の5時台に訪ねてきました。
お互い自分の言いたいことを言い、帰っていきました。
流石に、その時間帯は涼しいです。

平成19年度淡路市漁業振興協議会の総会がアテーナで開催されました。
通常の議事協議の後、兵庫県水難救済会への参加を決定しました。洲本市一か所、南あわじ市二か所で、淡路市としては東、西海岸に一か所づつ、予定としては、救難所の位置を、津名と育波に設置予定としました。
海難救助、洋上救急が主な事業です。これまでも、漁業協同組合を中心に同様の活動をしてきましたが、形として、そのような体制をとることを提案し、賛同されました。

話題として、固定資産税の償却資産について、誤解の情報が有るので、追加説明をしました。
償却資産は、昭和25年から課税対象としてあったこと。今回は、法律改正で申告書を市が市民に送付する事務処理をしないと、市が不作為として告発を受け、市民にも法律違反として迷惑をかけること。
既に、南あわじ市では、18年度から適切に対応していること。結果として、ほとんどが非課税になること。
そして、税は税として納め、漁業振興の育成などは別途考えることなど説明しました。
いずれにしても、説明はきちんとしなければなりません。市内どこへでも行きます。

淡路市議会新生淡路クラブの有志と意見交換しました。
これまで以上に、意見交換をして、将来の淡路市のために議論しようと確認しました。

一言。ある人から、「市長、一週間に一日は体を休める日を作らないと、ボケてくる。オーバーワークは結果として作業効率を落とす」と指摘を受けました。しかし。

2007年08月17日

淡路市と県

本年5月、「淡路市と県の港湾整備事業、内閣府から認定」と報道されました。
いわゆる、地域再生計画の認定です。
平成23年度まで港湾、漁港の施設整備に総事業費約19億円弱、半分が国からの交付金。
淡路市は島内24漁港のうち10、15地方港湾のうち8と集積状況にあります。
有り難いことなのですが、淡路市に直接関係するのは、岩屋漁港のみ。あとは、県事業の明石港、岩屋港、淡路交流の翼港、浦港です。

淡路市のような税源が弱い団体は、県と密接な状況にあり、その動向を常に注視している事も必要です。そういった観点で最近の流れを整理すると下記のような事が見えます。

・県は、来年度、一般事業費を3割削減し、職員も3年で1200人減の計画です。
 これまで、公共事業費に頼ってきた淡路島にとって、人材派遣も含めて影響があります。
・県民局を統合再編。10局を6-7局?
 物理的に島でなくなった淡路島、3市時代でどうなるか?
・県立病院の移転?
 病院事業の見直しの中で、民営化も含めての議論か?14万人島民にとって最適の場所は?
 交通至便、駐車場スペース、そして低廉な用地費、クリアーすべき課題は多いです。
・都市計画マスタープラン、基本計画策定見直し。
 市街地に都市機能集積。田舎の市はどう生きるべきか?

知事は、明石海峡大橋の無料化などに理解をしめしてくれていますが、淡路県民局まとめで本年1-3月の公共工事請負が前年より半減するなど、厳しい状況は加速しています。
活性化の急がれるところです。

いずれにしても、県、国の理解をえて、橋の料金の適正化を図り、とにかく対等に都会と勝負出来るスタートラインに着かなければなりません。

2007年08月16日

懐メロ

二時か三時頃、友人から懐かしい音楽やっていると連絡がありました。
「岬めぐり」「ヒーロー」---。
人それぞれに青春が有り、思い出が有ります。同じ時代を共有した人間として、そのロマンもまた似たような境遇の産物かも知れません。
お盆の時期、母子家庭を共闘した母、幽霊になって出てきてくれないものか。

昨日も各地で、それぞれの催しが有りました。
地域の手作りのイベントです。

・田井部落大歳町内会の夕涼み会、先輩、後輩、その子供たち、孫たちで賑わいました。
 語りあえば懐メロが聞こえてきます。興味深げに子供達が聞いていました。
 写真は準備風景です。

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・斗ノ内浜町内会納涼大会
 お旅所で開催されました。カラオケ、太鼓ショー、歌謡ショーなど盛りだくさんの地域イベントでした。
 満天の星、提灯の灯が揺れて老若男女が集うひと時。かつて、何処でも見られた原風景。
 限界市にならないよう、走りつづけなければなりません。

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・懐かしい友人の来訪。
 県まちづくり技術センターのかつての友人が来訪され、支所を10月に津名港のターミナルの空きスペースに開設する旨の連絡を受けました。
 それなりの、活性化の進展をしています。

・長沢地区の方々が、道路などの陳情で来られました。過疎対策も急がれます。
 過疎を視点を変えてみなければなりません。
 それなりの価値、私たちが活かすべきです。

2007年08月15日

故郷の雨2

好評をいただいております。有難うございます。
希望の方には、淡路市を考える会から、有償無償にて配布されています。

私が、市長になってからの淡路市の歴史、淡路県民局長から県の代表監査委員を経て淡路市長になるまでの思いなど詰まっているエッセイで、やはり、淡路島出身の方に興味をいただいている傾向が強いようです。

特に市の職員には、耳の痛い事も書いてあり、その方面からの指摘も有るようです。

故郷の雨第1集も、物議を呼びました。私の意図とする方向ではなしに、ホームランのボールを外野で奪いあっているような事でしたが、当時の洲本市民の友人達に助けられて正論が勝ちました。

淡路市存亡の今、下司の勘繰りのような視点ではなく、夢の有る議論がしたいものです。

一言。KYが安部首相の事を揶揄している報道が有ります。報道もお笑い化しています。因みに、私は、Y.Kです。

敗戦の日

毎年巡ってくる終戦記念日、二度と起こしてはならない人間という名の動物の愚挙。
どうしようもない怒りをどう抑えるか、それが人類の知恵でしょう。

情報の伝達手段が不十分であった時代と違い、十分過ぎるほど機材は発達しています。
しかし、それを使用するのは所詮人間、携帯電話も使わなければ相手に意思は伝わりません。

合併する前には当然と思われていた事が新しい組織では、何故なのかと問われる事も有ります。
合併時点で整理しておかなければならなかった事が、3年目に入っても処理出来ていない事も散見されます。

高齢化率の高い淡路市では、今風のインターネットを使わない高齢者も多いです。こちらが使うから当然という事ではなく、伝達する側に、丁寧な姿勢が求められます。
特に、行政にあっては、内部の事だけではなく、対市民という事においての責務を胸に刻まなければなりません。

戦争責任は全ての人類にあります。
しかし、軍部の愚かな指導、言動とも指摘される事が有ります。
厳しい状況の淡路市、まずは、行政が市の将来を見極めてその道筋を誤らせてはなりません。

そんな事と言われる人が居ると思いますが、食糧自給率が極端に低いと言われる日本、有事の時は、せめて淡路市だけでも十分な対応を市民に示唆出来る施策、それが、安心な淡路市、淡路市に住んで下さいといった事の一つに繋がるのではないでしょうか?
まずは隗より始めよ!

2007年08月14日

島の祭り

市会議員の方から指摘を受けました。
「市長の表現の仕方がまずい。意見をきちんと整理をして、相手の言う事をよく聞かないと駄目。誤解を生じないように意見交換をすべき。などでした」
成程という部分が有ります。反省して対応します。

今日も、各地でイベントが盛んでした。
・東浦カラオケ同好会チャリテイーカラオケ大会が、9回目を数え、サンシャインホールで開催されました。
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・岩屋夏祭りが、道の駅淡路松帆アンカレイジパークで開催されました。今日、明日の二日間、夜店、ダンス、盆踊りなどで賑わいます。

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・長沢の納涼盆踊り大会が、生穂第二小学校運動場で開催されました。
カラオケ和太鼓など、手作りの祭りで盛り上がりました。体育館では、昔の懐かしい写真展が注目を浴びていました。誰しも学校には特別な思いでが有ります。
一緒に、炭坑節を踊りました
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元敏腕記者の来訪

元読売新聞記者、現太田区立東調布第一小学校三年担任教諭。佐野一道氏が、夏休みに淡路市を来訪してくれました。淡路島で活躍していた頃が懐かしいと今日も、喜んでいただきました。
東京でのご活躍を祈念しています。又、遊びに来て下さい。
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2007年08月13日

盆踊り

佐野地区納涼盆踊り大会が開催されました。
淡路市各地で夏祭りのイベントが開催されています。幹部職員が手分けして挨拶などに回っています。
佐野小学校の運動場で開催された祭りは沢山の人で賑わいました。

中身も多彩でした。
佐野保育園児の和太鼓演奏。カラオケショウ。盆踊り。プロ歌手の歌謡ショウ。「舞女流華」連による阿波踊り。
そして、フィナーレは参加者全員の阿波踊り。私も、ほぼ、半世紀ぶりに踊りました。
最後は、大抽選会で盛り上がりました。

手作りの祭り、いいものです。

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この日は、財政課と9月補正の調整をしました。
予算査定は理屈の世界でもあります。要求側と査定側、お互いが最後は納得しなければ意味がありません。
徹底的に議論をして、最後に市長査定で決着をしますが、中には勘違いをしていて、全て市長が決めたと説明責任を果たそうとする人がいますが、組織とはそんなものではありません。
そのために、担当部局は必死にならなければなりません。
サンシャインホールのある予算が10分の一になったとか仄聞しましたが、「そんな馬鹿な?」と答えておきました。

旧5町地域に対して、きちんとした説明を果たすこと、それが淡路市の責務です。


2007年08月12日

夕日

昨日も西海岸の夕日を見ました。
東海岸側と西海岸側とでは、陽の持ち具合が1時間ほども違うと、地元の人が言ってました。そう言えば、一宮で、山の東と西の位置では温度差が大分あるという事でした。
狭い地域でもそれだけの違いがあります。ましてや、日本、世界となると桁違いの事が。
しかしそれも、宇宙に比べれば、切りがないですね。

そんな土曜の夕刻、ゆうらぎ・北淡荘のサマーフェステイバルに行きました。
手作りの祭り、互いに協力して一体感を醸成するイベントでした。
ゆうらぎは特別養護老人ホーム、北淡荘は養護老人ホーム。官民一体となって地域の高齢者等の施設の展開です。
地元の協力者、ボランテイアの姿も沢山見えました。
踊り、太鼓、なごり惜しい夕日が印象的でした。
昔、淡路教育事務所に一緒に勤務していた先生にも会えて懐かしくお話をしました。

一方、東海岸側では、酷暑の中、懇親のゴルフコンペも行われていました。
全員無事にホールアウト出来たのが何よりでしたとの、世話人の言葉だったようです。

2007年08月11日

第1回淡路島民ホーラム

主催は、神戸淡路鳴門自動車道利用促進淡路島民会議。
協賛、協力は、神戸市、鳴門市、東かがわ市、淡路21世紀協会です。

明石海峡大橋開通10周年記念のプレ事業として、本四道路の利用促進を図り、淡路島の活性化そして隣接する各市と連携しての地方からの意見の発信を、フォーラムとして開催します。

私は基調提言をします。

本四架橋提唱は、明治22年香川県大久保議員の演説から始まり、昭和28年原口神戸市長の明石海峡架橋構想、有名な「人生全て夢なかりせば叶いません」の議会答弁を経て、おおよそ半世紀をかけて完成しました。

今日は、早朝から本四道路は帰省客の車両で混雑しています。一昔前には考えられなかった光景です。

私の香川県の親戚の叔父は、橋を渡って淡路島に渡れる日を病床で語ってくれました。そして、私の母は、明石架橋前、他界しましたので、私は母の死に目に間に合いませんでした。
今、よほどの事が無い限り、淡路島、四国は、本土と簡単に行き来することができます。
人間の英知に敬意を払い、そして建設に関わった全ての人に感謝を申し上げます。

過日、友人は私にこう言いました。
「門、お前は明石海峡大橋は無料や言うけど、フェリーボートの時より便利で、安なっとんねで」なるほどです。川の流れは両岸から見なければなりません。

しかし、であります。
過疎少子高齢化が加速する、四国、淡路島にあって活性化の切り札は、まず、本四道路の料金の適正化であります。
2極化は、それぞれに自己責任はある事を百も承知とした上でも、直近において連結可能な、四国と淡路島の交通の確保は、当然、国の責務であります。

今回の参議院選挙の結果は、有料道路無料化方針の民主党勝利が支持された結果とも言えます。

一言付け加えれば、代替の選択肢が無い、明石海峡大橋の無料化をキャッチフレーズとしたのは、地方から言うべき事は言うという姿勢の覚悟を示したものであります。

まずは、道路特定財源の充当により、四国、淡路島の活性化を図る事こそ急務を要する施策であり、均衡ある日本国土の発展、そして美しい日本の創生は、この事にかかっていると指摘し、私の基調提言といたします。
(基調提言概要)

2007年08月10日

一番

一番でも色々有ります。
スポーツの競技においても、一番にならなくても、入賞が高く評価されるものも有れば、そうでないものも有ります。
ゴルフは後者です。一応、準優勝とかは有りますが、総括としては、優勝かそれ以外といった印象です。たった一打、されど一打で人生が決まる事があります。

一番と言えば、2004年度の日経産業消費研究所が実施した「全国市区バランスシート調査」で、淡路市は住民1人当たり実質負債額の日本一になりました。122万5千円。しかし、資産も日本一でした。

県内では、19年度の学校基本調査で、小学校1校当たりと1学級当たりの児童数の少なさが両方とも一番でした。

島内で言えば、公営住宅の管理戸数と世帯数に占める割合は、ダントツの一番です。公園数・面積も一番です。結果としてコスト高の見本になっています。
負けているのは、特別職と職員の給料です。

いずれにしても、そんな状況の中で、9月補正のヒアリングをしました。
補正ですから、当初予算の時に確定していなかった事業費、決算の整理、急施を要するものなどが中心になります。
財源的には、税が伸び悩み、交付税が確実に減少する中で、歳出を整理するのは大変です。
何とか基金のやりくりで対応しようとしていますが、これからが大変です。

これから、協議しながら詰めていきますが、それなりの夢の有る予算が組めればと思っています。

一言。これまで一番になった主なものと言えば。その範囲を問わないで、サッカー、卓球、部落対抗リレー、志筑小駅伝競走、空手、水泳、ゴルフ、麻雀、詩、歌、そして恵泉保育園ブランコ飛び、などです。

2007年08月09日

8月臨時市議会

立秋も過ぎ、比較的落ち着いた8月初旬の今日、市議会が開催されました。
第5号台風の災害の専決予算の承認や、議会人事が協議等されました。

淡路市第3代の正副議長は、植野喬雄、坊下正修議員が選挙により選出されました。


常任委員会の正副委員長も決まりました。三委員会メンバーは、各9人。
総務文教。地主雅次、出雲容子議員。
民生。   戸田雄士、谷裕子議員。
産業建設。富田豊、松岡昇議員。

議会運営委員会は9人選任。正副委員長は、奥野幸男、田村伊久男議員。

広報公聴調査特別委員会は7人。坊下正修、田村伊久男議員。

議会選出の監査委員は、蓮池久志議員。

等が同意などされ無事議了しました。
最後に、学童保育の事故児童の逝去に関し、議事堂での黙祷を提案し、賛同を得られましたので、28人の議員と当局職員全員で黙祷を捧げ、終了しました。

地球温暖化防止事業

淡路市庁舎1階壁面の緑化事業で出来た、ゴーヤ(苦瓜)です。入れ物は、セントメリース市から淡路市に贈呈されたものです。
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2007年08月08日

淡路島キッズDAYS

宝島こどもフェスタ2007・NPO法人キッズアイランド淡路島の発信です。
10月20日21日、皆で淡路島を盛り上げましょう。詳しくは、NPOへ。
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テロル

TERROR・ドイツ語で恐怖を意味します。
広辞苑では「あらゆる暴力的手段に訴えて、政治的敵対者を威嚇することとあります。

世界テロ組織マップによると、人類の歴史はテロルと共にあったと言っても過言ではなく、強大な軍隊などを持たない非抑圧者の側は、自身のアイデンテイテイーを堅持するためテロルという手段を行使するようになった、とあります。

日本においては、1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件が有名で、化学兵器により被害を幾何学的に増大させることも証明されました。
また、直接的暴力ではなく、ネットなどを使ったサイバーテロも見られます。

身近なところでは、ビラとか建て看板など、一方的な発言で一切会話の道を閉ざし、言いぱなしのようなものも、一種のテロです。
私の所には、何故かその種のビラなど入らないので、友人が時折、情報を入れてくれます。
その中に、「淡路市長の権限を超越した門康彦」という記述を見ました。そんな事は有りえないので、何故、そんなビラを書くのか?理由が分かりません。
物事には、理由が有ります。ビラの書き手は自分のために書いているようですが、その労力の半分でも地域のために割いてくれたらと思います。

一言。人のふり見て我がふり直せ。参考「常に自分がエエモンばかりの者は信用出来ない」メル友より。

2007年08月07日

謝罪

北淡のプールで起きた、学童保育中の水難事故の児童が、多くの人の祈りが届かず、逝去されました。
何とか回復を、県内一の県立こども病院に託していましたが、その医療の技術をもってしても叶いませんでした。
事故の重大さを真摯に受け止め謝罪申し上げますとともに、今後は、学童保育においてかかる事が二度と繰り返されないよう誠心誠意、努めて参ります。

何よりも、学童保育の原点に立ち返り、学童の視点に立った保育の推進が重要です。
重ねて、市政全般の責任者として市民に謝罪いたしますと共に、何よりも、御家族のご心労、悲しみそして怒りに対しまして、市として出来うる限りの対応を約束し、心からの謝罪を申し上げます。

                          淡路市長 門 康彦  拝

2007年08月06日

来年度国の予算

財務省は来年度、抑制型の予算を堅持することで、調整に入ったと報道にありました。
その中で、地域活性化や成長力強化など重点化政策に予算を配分する、重点化促進加算枠を500億円設定するともありましたが、今年も同じ枠があったはずですから、その実感が薄いいじょう来年もあまり期待できそうにありません。
それを見越して、サマーレビューを淡路市としても実行中です。

月曜日は、辞令交付から始まりました。公共事業関係の兼務等を発令しました。

部長級会議は主な項目を報告します。
・お線香生産の日本一のPR方法。
・子供議会の検討。
・おのころ付近の釣り人達のゴミ処理。
・石神の子供公園の遊具の調査。
・浅野学童保育の「不満」発言の確認。
・国際交流の継続方法。

・斗ノ内地区の夏祭りについて、町内会の方が来訪。

・兵庫ジャーナルの記者のインタビュー。

・淡路市・洲本市広域事務組合議員協議会。
  給食センター第三処理場の現状報告などについて協議されました。

・井高帰山さんの来訪。2代目で目黒ユネスコ協会の顧問。初代は生穂の生まれ。
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・花博跡地の件で業者が来訪。コンペ方式にするのが最適との意見が多い。

・東浦松帆神社のござがえ祭り。
・岩屋地区の行政懇談会。

一言。日本に四季が有るように、人生にも四季が有る。いい季節を生きたいものです。


市政報告会の報告

南あわじ市の原口議員に先を越されてしまいましたが、私も、それなりの報告をします。
所謂、この種のイベントにつきものの動員はせず、自然体での開催にしました。
それで、しづかホールはほぼ満員の盛況になり、色々な意見の発信ができました。

オープニングは、和太鼓クラブ響、迫力のある演奏でした。
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途中休憩の演奏は、東浦凛凛クラブ、優雅さが売り物です。

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また、正面玄関と舞台を飾っていただいた花のアートは、菜の花畑の有志の方々でした。
まさに花を添えていただきました。

淡路市市政報告会

多くのボランテイアの皆さん有難うございました。そして時間を割いて参加していただいた皆さん有難うございました。
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2007年08月05日

8月5日

走り続けて2年が過ぎました。
しづかホールで淡路市を考える会のフォーラムを開催してから、丁度、2年と五か月目の今日、同じホールで市政報告会を開催します。あの時には、檀上には前知事、貝原俊民氏が居ました。

このブログも、カウンターを取り付けてから、もうすぐ12万件のアクセスになります。
嫌がらせ、一人相撲、楽しい会話など多種多様さを評価してくれる人が多いです。
咳が止まりません。喋るのには辛い状況です。

さて、市政報告会は、多くのボランテイアに支えられて成功しました。
参加者は、市職員400、市民400の予定が60と740、市外、島外からの参加者もあり、政治色を消した催しは、概ね好評でした。
反響は、市内1に対して市外9.メールの対応に深夜までかかりました。

これからゆっくりと整理していきますが、人集めの会と誤解していた人もいたようで、盛会で良かったですねという評価は、少ししんどかったです。
考えられ得る、取り合えずの歳出カットをした後、何が残っているのか。職員の姿を市民が冷めた視点と感覚で語っているのが印象的でした。

総括的感想は、南あわじ市議会の原口いくお議員のブログを参照して下さい。

一言。輪はゆっくりと広がっています。現実と遊離しないで辛抱強く、今はやらなければなりません。

2007年08月04日

期待

ある時期、米国海兵隊に憧れていた事があります。
前線のその最前線にあって、上陸作戦の尖兵を務める。当然、戦死率は高い。市街戦、接近戦では、非戦闘員を守ることもある。そして、海外に拠点を置く海兵隊は沖縄だけである。
その評価は多種多様である。
私が興味を持っていたのは、その自分を鍛えるという美学そのものでした。
いずれにしても、常に死と背中合わせに生きる彼らの心が、正常である事を祈念せずには居られません。

淡路市民の期待するものは、ある調査によると、経済対策、高齢化対策、安心安全対策と教育子育てとの順位になります。
淡路市の行政は、現役だけでも6百人、関係者、OBも含めると何千人となるでしょう。その人達の担っている責務は重要です。
そうした意味あいも含めて、2年を経過した8月5日、しづかホールでの市政報告会を計画しました。
明日です。
過ぎた期待はしていません。例え一人でも自分が何をなし得るかを自省する、契機になる事を期待しています。

この写真は5月のものです。この日期待していたものは?

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2007年08月03日

台風5号

4時半のNHKの情報で、台風が日本海へ抜けたのを知りました。
予報の状況で、ほぼ予測されていましたので、今回は、西海岸の高潮による浸水を考慮して、少数の担当者の待機としました。
職員が一致して地域の安全を確保する責務があります。

6時過ぎ頃、一旦収まった風雨は、9時過ぎくらいから急に強くなり、昼前くらいまで台風の余波の姿を見せました。幸い、江井の高潮も浸水ということも無く無事終わりました。
待機など職員も頑張りました。ご苦労さまでした。

そんな中、MOA美術文化財団淡路支部発足に向けての、発起人会がウエステインで早朝開催されました。
様々な「美」の活動から、人間が生きていくうえで、特に精神活動の重要性において「美」は欠くことのできないものであり、その事を通じて地域文化の振興と発展に繋げていく理念は、淡路市の目指す、一つの方向性でもあります。
支部長候補は、私の同級生、冒険の森の主宰者、小南先生です。「コミジー」と親しまれる人柄は、まさにうってつけの人材であります。皆さん、応援しましょう。

また、パルシェで、第44回財淡路市ふるさと交流協会の理事会が開催されました。
人事の議案が協議され、私が再度、理事長として互選されました。
事業の見直しの時期で大変です。

兵庫県市長会の決算監査を市長室で行いました。
市町再編で、色々と難しい問題が山積しています。

北淡、西海岸の富島区画整理事業の現場を訪れました。
いよいよ、事業も最終章です。これまでの、皆さんの努力に敬意を表します。
忌まわしき災害、そして復活。沢山の人々の協力の成果です。

2007年08月02日

国際交流

淡路市は、合併により旧町から引き継いだ友好姉妹都市が、幾つか有ります。
今日も、セントメリース市から表敬訪問を受けました。
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青少年派遣団は、4名、随行のご夫婦とで6名です。
7月31日から8月8日までの9日間、それぞれにホームステイしたり、各所を見学したりします。何所かで見かけられたら、声をかけて下さい。

なお、今年、淡路市からもセントメリース市へ派遣されるようです

・志筑地区連合町内会の例会で、地区議員との意見交換会が開催され、活発な話し合いが行われました。
こういう会の積み上げが、地域社会再生のキーだと思います。

一言。私もあまり人の事を聞かないタイプですが、安心しました。自分と意見の違う人の会には、初めから参加しない人たちがいます。徹底していますが、まさに現実から遊離した行動です。

2007年08月01日

参院選の開票作業

淡路市は、市会議員選挙の開票作業で遅れた経験を持っています。
5町合併、28人の枠に48人立候補という状況でしかも僅差という事情が有りました。
今回はその経験を活かし、予定通り終了しました。ただ、比例代表は朝方までかかりました。開票立会人から意見が多く出ました。
実務で頑張った人、それを側面から指導等した先輩職員の皆さん、ご苦労さまでした。

先輩と言えば、多賀の妙京寺ゲートボール場で、淡路市老人クラブ連合会、第3回親善ゲートボール大会が開催されました。
18テイーム150人ほどが、炎天下で頑張りましたが、何と、最高令者は90歳、恐れいりました。
挨拶で、私がゲートボールをけなしたという嘘の噂を説明し、そのお返しに、今日はルールを可也、詳しく教わりました。
いよいよ、デビューの時が近づいているのか!

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デビューと言えば、学校法人順心会看護医療大学の後援会発起人会が有りました。
今、2回生まで200名ほどが勉学に励んでいます。
公私協力の建学の精神を引き継いでいかなければなりません。
職として後援会副会長になりました。
大学名の変更も、元の名前、関西看護医療大学など協議中です。
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葉月

台風5号が北上を続けている。
今のところ淡路島への直撃はない予想図だが、最近精度が高くなったとは言え、所詮、予報は予報、対応対策を抜かりなくしなければならない。
2日から3日、4日にかけて日本に影響がある予報であるが、参議員選挙が終わっての来襲にも意味が有るのか?
マスコミ報道は、嵐のような選挙結果と報じているが、何所かに冷めた風が吹いているような気がしてならない。民主党が勝ったのではなく、自民党が負けただけ。

市町合併を進めてきた政府、省庁が揺らいでいる。
嵐の海へ送りだされて、振り返って見ると、命綱は切れかかり、帰る港も定かでないまま、小船を操らなければならない。
しかし、これはチャンスでもある。

淡路市は、一日、2、341万円の借金を払い続けています。
しかし、これもそれだけ市民サービスが充実している証左でもあります。
それらを基軸にして、観光、スポーツそして安全安心、sightseeing,sports,safetyの3Sの淡路市を目指しましょう。

沼島の友人から届いた一文を紹介します。
「最近は百年の大望を語れる政治家が居なくなりました。門下市塾から、政治家でなくとも、百年の計を語れる人材が育つことを祈念します。門さんらしい切り口で、これからも「ぶれずに」頑張って下さい」

一言。言葉は似ていても、スタンスが違います。「美しい淡路市」は、現場の視点に立ち、市民と共に価値観を共有し、何よりも、地域のためというぶれない信条を基軸にしなければならない。