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2017年08月10日

淡路市議会閉会日

副市長二人制について(答弁)概要

1副市長を今、二人制にする理由
 ・合併以前、淡路島の合併団体については、その地形的課題等から、三市体制においても、副市長職は、複数体制が理想とされていた。
 ・また、淡路市が誕生した12年前(第1回議会2005年4月11日、第二回議会2005年6月1日夢舞台国際会議場67議員)から、副市長職複数形の要望が有ったが、一定の期間、猶予をお願いして理解を得てきた。
 ・執行部、市議会、実質上の4期目の出発の第68議会にあたり、不十分であった、組織を正常なものとし、各地域の課題等について、迅速かつ丁寧な対応を図る。

2現行の対応とその課題
 ・5地域20人で対応していた執行体制、現行の3人の執行体制は、地形的な課題等もあり、結果として、365日勤務という異常な状況の執行体制としてきたが、これは、非常時、有事の体制であり、平時においては、常識的に避けなければならない。
  労災認定を超えるような執行体制を放置することは、まさに未必の故意、避けなければならない。
  これまでは、周りの善意により、国、県における対応も、国においては他の二市と比較しても最小限の出張、県においては、技術的分野は、途中から理事職に依頼しながら執行してきたが、いわゆる忖度の期間は短くて5年、長くても10年、限度を過ぎている。
  これまで以上に其々の執行体制を図らねば、業務に支障をきたす。

 ・せめて4人体制とすることで、地形的な課題と、期間が限定されている各種プロジェクトと財源バランスの効率的執行を確保して、市民、住民の福祉の向上に資する。
 ・なお、隣接市では、三木、明石、神戸、そして島内二市とも複数制で、南あわじ市はこの3月まで複数制をとっていましたが、課題が解消された事で単一制としていますが、わが市のような地形的課題は少なく、そうした判断によるものと思われます。

3人件費
 ・合併当初から説明しているが、市を助けるため、公共事業をスムーズに実施するために、淡路市は当初から、「殿下の宝刀」を抜きました。特別職、職員の過大な給与等のカットと、人員削減です。国から見れば当然だが、現場の我々から見れば、雇用の喪失等に繋がります。他の議員の質問(出雲)にも同様の趣旨で答えましたが、そうして両面からみる対応をバランスをとってしてきた分けで、今回の環境整備は、過大なマイナスを削減したものです。

4公約との関係
 ・組織の見直しについては、立ち合い演説会5地区10か所、市政報告会200か所を超える市政報告等で説明している。
 ・今、第68議会は形式上臨時議会としているが、4年に1回訪れる、選挙によるタイムラグの関係で、実質上のその期の当初議会であり、最重要事項を討論するにこの場を置いてほかにない。
 ・淡路市は「チーム淡路市」を標榜している。ローマ時代のような過大な犠牲の元に執行される体制は是正されなければ、悪しき柵は断てない。

なお、公約の3大コンセプトは
1 選挙違反はしない
2 丁寧な説明。赤ペン先生広告したような、嘘、誹謗中傷等ビラの排除
3 夢、未来。その中の組織再編

*4期目市政の目玉の一つ、「すぐやる窓口」とは、市民サービス向上と共に、執行体制への警鐘でもある。


・主な出来事(門 日誌)
・市内視察

・意見交換会