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2017年12月19日

市議会閉会

 第70回淡路市議会の閉会挨拶要旨。

 今議会は、12月1日に開会し、本日までの19日間にわたり、提案しておりました条例制定を始め、事件決議、補正予算、諮問など、当面する重要案件について御審議を賜り、本日ここに全議案を適切に議了していただき、厚くお礼申し上げます。

 会期中、本会議、委員会を通じていただきました貴重な御意見につきましては、今後の市政推進の指針とさせていただき、今後とも、間接民主主義と二元代表制の趣旨を尊重し、議会と連携を図りながら、市政運営に取り組んでまいりますので、なお一層の御指導と御支援をよろしくお願い申し上げます。

 平成29年を振り返ってみますと、市政の確立という意味で、大きく前進した一年でありました。2月には、合併市としての一体感の醸成、市民の融和を目的として、淡路市民の歌である『輝く淡路市』を制定しました。また、5月には、大変歴史のある第124回近畿市長会総会を、10月には兵庫県市長会総会を、初めて本市で開催することができ、私が議長を務めました。市政13年目という歴史の浅い本市ではありますが、内外の様々な取組が評価され、一人前の自立した市として認められた結果であると考えています。

 また、諸般の事情で遅れていました、多くの市民から要望のありました副市長複数制の導入、現地解決型行政を補完する、すぐやる窓口の設置など、チーム淡路市の次の一手として、様々な課題の解決や市民の皆様の要望等に迅速に対応するための体制整備を行いました。加えて、財政面からは実質公債費比率が、初めて、18パーセントを下回り、16.7パーセントに改善するなど、財政運営の確立という観点からも、一定の目途が立った一年であったと思います。
 他にも、9月には、平成26年4月に誘致した聖隷淡路病院で300人目となる赤ちゃんが誕生しました。淡路島内で出産できる病院は、今や淡路医療センター(県病)と聖隷淡路病院の2か所のみとなっています。聖隷淡路病院の産婦人科開設を実現できたことは、未来を見据え、工夫と実行により大きな成果を得たいい事例であると思っています。

企業誘致関連で残念なこととして、今月2日に、平成27年から、淡路島を本拠地(実質的には本市が本拠地)として、活動していた兵庫ディオーネが、3年の契約期間満了をもって、本拠地を移転するという発表が日本女子プロ野球機構からありました。彼女たちは、淡路市民として、野球をしながら、地域のイベント等にも積極的に参加し、多くの市民に親しまれ、淡路島に夢と大きな活力を与えてくれました。本市としても、本拠地の移転は、誠に残念ではありますが、県立佐野運動公園の夜間照明設備、雨天練習場の完成も控えており、来シーズンも、本市で公式試合をしてもらうよう、日本女子プロ野球機構に申し入れをしています。

また、今年は4月には市長選挙、7月には県知事及び市会議員選挙、10月には衆議院議員選挙と選挙の多い年でありました。私の4期目のスタートである本年は、合併後15年間という、国に決められた期間の中で、健全な財政状況を維持しながら、必要な事業の早期執行に努め、淡路市の更なる飛翔に向けた次の一手の打つ重要な時期であります。地域ごとの事業、市全域に及ぶ事業、淡路島全体を見据えた事業、やるべき施策はそれぞれありますが、過渡期を生きる者の責務として、新生淡路市12年の歴史を踏まえ、現行法制度を尊重し、チーム淡路市一丸となって、スピード感を持って、取り組んでまいる所存です。
 終わりになりますが、今年も早いもので、一年の締めくくりの時期となり、一段と寒さが厳しくなってまいりました。議員の皆様には、御自愛の上、御健勝にて新年をお迎えいただき、新たな希望の下、市政発展のため、より一層の御活躍をいただきますとともに、報道機関の御協力にも感謝申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。

・主な出来事(門 日誌)
・市議会本会議閉会

・四期目市議会議員との記念撮影

・協議
 ・税務課。国保運営協議会

・部長級忘年会。いちじろう