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2019年09月09日

儀礼

淡路市少子化対策について(里帰り出産を担った聖隷淡路市病院) 9月6日ブログ再掲

1999年平成11年12月国立病院から、聖隷福祉事業団が淡路病院の経営移譲を受け、経営継続の約束は10年。
2005年平成17年4月に新生淡路市(5町合併)が誕生した頃は、その期限が迫っていました。
聖隷の判断は赤字続きの淡路病院経営からの撤退。
淡路市と言うより、淡路島の地域医療、そして雇用等の観点から継続をお願いし、幸いにも福祉事業団という事で、「淡路市の誘致企業」対応を提案し、産婦人科の開設もお願いしました。

2014年平成26年4月1日、誘致した聖隷淡路病院に、要望していた産婦人科が設置され、その年の7月21日に第1子が誕生しました。
それから約6年、500人以上の新生児が誕生、淡路市住民のみならず、里帰り出産、他市の住民等にも評価されてきましたが、他の例に漏れず、医師の確保が課題となっていました。
淡路市としても、徳島大学の寄付講座、人脈を使っての開業医への働きかけをしてきましたが、成案に至りませんでした。

苦渋の判断として、「令和元年12月より産科を一時休止」という事になり、聖隷淡路病院から連絡を受けました。
なお、婦人科の診療と健診は継続していただけます。

現在のスタンダードが、常勤産科医師3名、小児科医師2名、麻酔医師3名が必要という事で再開の課題は厳しいですが、今後とも、再開に全力を尽くします。
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・主な出来事(門 日誌)
・聖隷福祉事業団法人本部訪問。浜松市