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2025年05月31日

企業誘致

企業誘致

島の不思議な物語 外伝 「企業誘致」

全国でも珍しい、市外企業38件を超える誘致の端緒は、㈱東洋合成工業でしたが、その前哨戦は、今では淡路島のスーパーの核としてあるプラントからでした。

淡路市合併前の旧津名町時代、地元商工会等はその誘致に動き、バトンは新生淡路市に引き継がれ、プラント側が来庁されました。

当時の希望地は、現市役所前の埋め立て未利用地。時の知事に打診をしましたが、商工会、消費者とも意見が割れており、それではダメとなり、プラント側が現地を契約されました。

民民の契約であり、いわゆる、企業誘致とは少し違いました。
しかし、今では地域の核となり活躍されています。

その逆も有りました。今でも放置されている一宮地区の給食センター跡地。
ある優良企業が、イメージアップのため、好条件の活用を提案されました。

しかし、何とか地域の活性化のため活用案を提案していたはずの地域に、利得を求めて入った人達が、企業が来ると環境汚染が有るかもしれないなどと反対の画策をしました。

環境整備、地元雇用等、地域活性化、イメージアップを計画してくれていた企業は、あまりにも得手勝手な対応に嫌気がさし、計画を断念、便利な所に事業展開されました。

確かに、企業誘致には課題も有りますが、それよりも、まず地域の活性化が優先されなければなりません。課題は工夫によって解決できます。

今の淡路市の躍進を支えている一つはやはり企業誘致です。
地元企業を支える施策は、旧町時代から継続して実施されており繋がっています。

7名から始まったパソナの企業展開は、まさにその典型でした。
大企業故のミスマッチも有りましたが、それは何よりも、将来への布石です。

関西国際空港誘致の失敗の轍を、再び踏んではなりません。

ランキング復活

点数よりも感動をと言われますがーーー?
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2,3,7位 県立尼崎高校出身
1,8  位 県立津名高校出身

2025年05月30日

施設等の見直し

施設等の見直し

島の不思議な物語 外伝 「施設等の見直し」

五町、五つの組織が在れば、夫々、同じようなことをしています。
国、県から見れば不効率、地元から見れば十分な行政サービス。質か量かの選択です。

立場の違いです。
しかし、維持できなければ見直さなければなりません。それが合併でした。

そして施設等の集約、廃止等が必要でした。五町の中では規模の大きかった旧津名町の
住民から親しまれていた、「いい湯だな」を先行、赤字経営の廃止でした。

温水プールも、かっぱ天国の一か所に集約。これらの事は、経営者(市役所)から見ればやむを得ない事でしたが、利用者等(市民・住民)から見れば、サービスの低下になります。

逆も有りました。一宮中学校体育館。五中学校の中では狭く、大きな大会は出来ませんでした。教育環境の平等という観点から、若干大きめに、新設しました。

これらの事は、新市を維持するのに必要な事ではあっても、マイナス要因が印象に残り、選挙では不利な要因にもなります。

その他、誤解等を受けた主なものを紹介します。
行政は商売では有りません。全体の福祉のサービス。そのため継続が大事なのです。

小学校の統廃合もそうでした。教育委員会が一番注視したのは、子供達の適切な競い合う教育環境の整備でした。そして、父兄、地域の住民との丁寧な意見交換でした。

しかし在るものの廃止は、地域の核の喪失に繋がると存続の意見も有りました。
最後は、子供達の意見が尊重されました。「大きな学校で勉強したい。」

その代わりに、核となる町内会施設等の充実を図りました。
学校は、まず子供たちの為に有るもの。時間はかかりましたが住民の理解を得ました。

しかし今、人の流入による教育環境の見直しが急務となっています。

2025年05月28日

山椒の木

島の不思議な物語 外伝 「山椒の木」

共に市町村合併という過渡期を戦ったその人は、訪れた病室のベッドに正座をし直し、
言いました。「市長はこんなとこに居られず、申し訳ありませんが執務に励んで下さい」

ドクターからは、会うのも難しい状況ですと聞いていましたから、すぐ「横になって下さい」と言いましたが、私が去るまで姿勢を崩しませんでした。

多くの旧町の職員にとっては、合併は想定外の事でした。敢えて合併を選択しなくても、町民の為の行政サービスの維持のために、茨の道を選択し励んだのでした。

町民の為の施策は、なかなか理解されがたく、国、県と町民の間になって、それまでとは違った苦労を共に強いられました。

市政を維持することは、市民の為ですが、直接、関係の有ることは少なく、間接的な施策が市民に理解されるのには時間がかかります。逆恨みも有ります。

その人の自宅に、ある用務の依頼で訪れた事が有りました。結果としては、丁寧に辞退されてしまいましたが、その時、お守りとして、庭に有った山椒の木をいただきました。

二回目の選挙が近づいた頃、その木が枯れた状態になり、噂を聞いたその人から、「申し訳ありません」と連絡が有りましたが、なんと小さな葉が出て、復活しました。

枯れ枝のようになっていた山椒の木が、小さな緑の葉をつけ復活したのでした。
奇跡のような出来事でした。

その人の家族葬で、乞うて弔辞を読ませていただきました。
最後の言葉は、「去らば友よ」としました。友は信義と人情を重んじる侍でした。

多くの選挙を見守ってくれていた山椒の木は、六期目の前に枯れた状態になりました。
そして、復活はしませんでした。

2025年05月27日

淡路市とは

淡路市とは

2025年令和7年は、淡路市合併から20年、大阪関西万博そして淡路島博が開催され、阪神淡路大震災から30年、昭和100年の多くの節目に当たりました。

そんな中で、現職有利という伝説を破った選挙にしてしまいました。
しかし、これまで分析していましたように、想定の範囲内でした。

そこまでやるかと言われた、開かれた市政。
これまでとは違った視線、目線、現場行政として市民住民とチームとしてやってきました。

ただ、やはり地域性の矛盾は断ちがたく、全体よりも個人の利得が優先されました。
何よりも、津名地域が特に志筑地区が瓦解したのが致命的でした。

そうした矛盾を実感していた故柏木町長さんは、「津名を割ってはいけない」と警鐘を鳴らし続けておられたのでしょう。

故新阜町長さんは、昭和の合併期の経験を踏まえ、新市の庁舎位置を早い時期から、津名の埋め立て地を提唱されました。

そうした経緯の中、一人故郷の埠頭に立ち、多くの同級生や支援者に支えられて20年、最後は、ロックスターの引退かといわれる退任式をいただきました。

過ぎたるお礼の言葉も多くいただきました。結果として、ご迷惑をかけた方々に陳謝をするとともに、多くの方々に深く感謝を申し上げます。

多選が駄目だと言うならば、これからは元の一匹オオカミに戻ります。
そして、高齢が課題と言うならば、再度の鍛錬に入ります。

これで、令和7年淡路市長選挙総括 第1部とさせていただきます。


2025年05月26日

旅立ちの唄3

・北淡路土地改良区
 昭和43年からの事業
 平成28年4月、故新阜京一東浦町長さんに乞われて理事長に就任
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一時は、多くの課題で悩んでいましたが、今や、躍進淡路市の北の核となって活動中です。

・いろり庵
 元は小さな下田屋で囲炉裏を囲んで喧々諤々、今は、八幡寺を中心に活躍中。
 いろり庵から、市議会議員、各種総代、委員等、地域の核となる方々が出ておられます。
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皆さん、本当に有難うございました。

数字からみる検証

数字からみる検証
 *  H17     H21    H25     H29   R3     R7
Y.K16、578 12、989 11,714 12,525 10,928 7501

T.H13,088
T.T        6,649
K.M        5,095
Y.O              10,475
Y.T                      8,859  8,557
A.T                                  8354
S.M                                  3824

単純にみると、選挙をするたびに、票は減り続けています。
市民が安全安心に、そして快適に生活できる行政サービスを確保するため、合併を選択し、維持するため、行革等、主には市の職員定員見直し、給与カット等を断行、それらは市民住民には直接関係なく、量の行政サービスの減少等に不平不満を募らせた証左ではなかったのでしょうか?

対立候補等の票は一定しており、地域性等の固定票で、今回言われているようなネットの影響は、ほぼ淡路市の場合、無かったようです。

想起すれば、ある施設の見直しにあたり、私が地元の集会で丁寧に説明した後、一人の方が、「市長さんの説明、理屈は良く分かった。けど、私らの寂しさはどないしてくれるんじゃ」と言われました。感情まではどうしようも有りません。それが、合併過渡期の悩みでした。
そのことが選挙の度に票が減り続けてきた要因の一つでした。

しかし、数字に見られるように、市民の皆さんも合併によく協力していただきました。
代表してお礼申し上げます。

今から156年前、函館五稜郭、将軍の中で唯一戦死した土方歳三。大方が籠城を唱える中で、「籠城とは援軍あってするもの、もう五稜郭に援軍は期待できない」として従容として敵軍に消えたそうです

故郷の合併騒動は終わったのでしょうか?

2025年05月25日

イメージ戦略3

3イメージ戦略

当初、理由は分からないが、私に隠れたところで色々と文句等を言っている人がいました。
県民局長時代に面識の会った人で、それ以降全く会った事もない人でした。
後で分かったことですが、対立候補の親戚。県民局長時代は評価してくれていたので、知人たちもどうしたのかな、と言っていたくらいですが、それで了解できました。

又、これまで共に地域づくりをしてくれていた人が突然、態度を変えた人も居ました。
「これまでの実績はもうええ。これからどうするかや」と言われる人も居ましたが、「どうする」ことは不明のままでした。又。そのほかの要因も聞きました。
 残念な事です。

何れにしろ、「なって何をするか」が不明な以上、イメージ戦略しか無い。
それが、「多選、高齢」でした。しかし、多選はそれから派生する事に課題がある場合避けなければならないが、まだまだ合併期の混乱の最中、第二の財政問題を抱えた状況では、継続がベスト。世襲とは意味が違います。

高齢は何処からが問題なのか。これも個々人の状況によります。
若年性痴ほう症、会話の出来ない等の発達障害、等の方が大変です。
八甲田山死の彷徨で兵士の生死を分けたのは、統括していた隊長の力量と言われています。民主主義が尊い所以です。

何事もそうですが、便利さの裏に失われていくものも少なくありません。
ネットという玩具、扱いを間違えば凶器になります。
扱う方も、見る方もそれなりの見識を必要とされます。
形を変えた一億総白痴化が進行しているのかもしれません。

2025年05月24日

2 SNS遊戯

イメージ戦略2
2 SNS遊戯

凡そ70年ほど前、テレビの放送が始まったころ、暫くして、「一億総白痴化」と警鐘を鳴らした評論家が居ました。
SNSの現象も、似て非なるものかも分かりません。

戯言みたいなものは置いておいて、齋藤県知事さんに対するスタンスで遊ばれたのは事実です。
現場の市を預かる者が、他者への言動で市民に迷惑をかけるのは筋違い。そうした意味で言えば、知事選挙に市長がとやかく言えるはずがない。議員にも同じような事が言えます。

何れにしろ、私の場合は、齋藤知事さんが四面楚歌の時は、「セブンスターズ」と知事よりと揶揄され、再選挙の時は、「22市長」と、根拠も無しに、十束一絡げに反知事派にされてしまっていました。知らんけど。

兵庫県知事の評価等については別途書きますが、県庁財政課OBとしての感想を言えば、日本全国、市町振興課(地方課)の課長から財政課長にそれからは各人夫々という人事体系に慣れてきた者としては、大阪府財政課長から転身された齋藤知事にはある種の親近感を持っていました。
又、市長会の会長をした縁で、齋藤県知事さんと一定の直接的連絡が出来る数少ない市長の一人でもありました。
大方の一般県民は知らないと思います。

これから、票数の分析は別途しますが、SNSの影響が有るとしたら、見ていることでの親近感は確かに有ります。映画やテレビで見る顔とその仮想空間でのイメージが、現実と錯覚させてしまう現象です。ストックホルム症候群の別バージョンですね。

それが一定の影響を与えたのは事実でしょう。
しかしまじめに市政報告を、参加者が二人の時も2百人を超えた時も、同じように2百か所以上は繰り返し、実施してきたことが、7千人を超える支持者に繋がった事実は確かです。

当時は現職でしたから、チーム淡路市としての責務でもありました。
改めて感謝を申し上げます。


2025年05月23日

あの日から20年

多くの方々に支えられて今が在ります。改めまして感謝を申し上げます。
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いっちゃんは言った「喧嘩は強くはなかったが、周りに強い奴らが居た。あれは遠い日」

イメージ戦略

イメージ戦略1


1 誹謗中傷戦略

  戦略と言っていいかどうか?
  立候補表明を私だけがしていたころから既に始まっていました。色んな会合で、
・市長は、ケイマン諸島に賄賂の数十億の金を預けている。
・賄賂ばかりもらうので警察が動いているが、なかなか捕まらない。
・淡路市活性化委員会を創設し、市の帳簿を見直し、不正を告発する。30件は有る。
・商売人が市長にならないとダメ。市長は数字に弱く簿記が分かっていない。
(私のキャリアは行政財政。行政の数字は税金。現場行政は特に市民サービスを優先させなければならに)
・淡路1市は反対。神戸市に合併を依頼。
・津名高校定員割れの原因は門市政。
・学校現場、婦人会等で新人待望論ばかり。
・市長は痴呆症。

などなど、そんな事、誰が信用するのかと思いきや、ある席で、「市長、呂律はっきりしてるやん?」と意味不明に言われ、今から思ってみれば、そんなやり方でも、ある程度は成功?するのだと感心させられました。或いはグルだったか?

その反面として、建設業、商工業者等に対する見返りの発注等の支援、市職員現職への人事配慮などをちらつかせたり、市議との戸別訪問、投票の買収疑惑等、祖父、親、孫にわたる異常なまでに執着する市長就任欲望は、上記の多くの裏返しとみられても、致し方ないところ。

結果として、根拠のない、イメージ選挙に頼らざるを得なかった。
根拠なき公約等は市民の悲劇。
何れにしろ、市民への行政サービスに繋がらなければ、説明責任は果たせない。

一つだけ、卒業生2万人を擁する津名高校、卒業生を代えて生き残りを図る素晴らしい根性。エールを贈りたい。

先日、淡路高校関係者から、これまでの市政が貢献したことに対する感謝の書状が届きました。もう少し頑張りたかったのですが、又、側面からお手伝いさせていただきます。

(事情により、伏せたお名前などは、上梓するときに対応します)

追記:選挙違反

追記:選挙違反

公職選挙法について、記述しましたが、その後、市民より照会が有りましたので説明します。

(質問概要)
我が家に告示後、X氏の支援者と名乗る人が来て、「X氏を応援している者で宜しく」と言って帰りましたが、これは良いのですかね?

答えは、支援者であっても、公職選挙法で選挙運動における戸別訪問は禁止されています。

恐らく何も知らずに選挙違反の片棒を担がされた若者がかわいそうですが、選挙のプロであるはずの市議会議員が、それぞれの地元にX氏を案内して個別訪問をしていた情報も入っていますから、推して知るべしです。

確かに選挙法は難しい所が有りますが、基本的な事でそれを無視するのは論外です。

要は、「なりたいだけではなく、なって何をどうするか」が明確であれば、いらない事をしないですむはずです。
公約もそうです。自分の言葉で説明しなければ、説明責任を果たせません。

2025年05月22日

下品で稚拙なビラ

下品で稚拙なビラ

言及する価値も無いものですが、迷惑をかけられた方の名誉のために説明します。

表題は、「現市長の継続と、女性候補の市長に反対します」
まず内容の嘘から説明します。
1宣伝カーでの本人乗車が少ない。2学校統廃合、市民の声を聴いてない。
3職員削減は、福祉関係を中心等
これらは全て根拠の無い嘘。1街宣車にずっと乗車。2父兄、町内会、地域住民そして、教育委員会が組織する各種検討会等で議論を重ね、議会の議決を得て実施。3現場行政として行政サービスの質を落とさないため、この部門には特に配意している。
嘘を元に展開するお話は全く無意味。

又、女性候補にいたっては、日本保守党を個人的見解で批判しているだけです。

又、文中、南あわじ市を「みなみ淡路市」と誤記したり、作成者、細山清平さんの電話番号を、090-141-0332と誤記?これではかからない、これは意識的な行為と思われます。ま、せこい。これではお金目当ての言動としか理解しがたい。

それより許せないのは、地元の名士の方の名前を勝手に使い、二名連記のビラとしたことです。自分の名前だけでは、影響力が無いと思ったからでしょう。
抗議に行った方に、「訴えるならどうぞ」と開き直ったそうです。

何れにしろ、三人しか立候補しなかったのですから、記載の無い人の応援は明白。
同じ町内会に住んでいるらしいので、まさに確信犯。

これまで、同種のビラのようなものが出たことは有りますが、これほど、醜悪で下品なものでは有りませんでした。

かつて、お茶の芸事等の文化で栄えた志筑も寂しい地域になりました。

又、何故か、共産党を名乗る人物から、あのビラは内とは関係ないと連絡が有りましたが、共産党が候補を立てれば現職に有利だからと言ってきた方々ですから、おかしな話ですし
敢えて言い訳してくるのは疑問。
何れにしても、何をやっても自由と言うのは、自由という意味をはき違えています。

2025年05月21日

公開討論会

公開討論会

これまで、淡路市を考える会が提案をしてきましたが、実現出来ませんでした。
今回、初めて淡路青年会議所(JC)から申し出が有りました。
良い提案では有りましたが、課題が数点有りました。

1 実施日が、告示日前。
2 コーデイネーターが、JCの選択。
3 参加者の一人が、JCのメンバー。

1 告示日前なので、選挙の公約等の意見は言えない。
2 果たして公平な扱いが出来るのか。
3 JCのイベントそのもので利用されてしまうのでは。

これらがクリアーできれば問題は有りません。市当局は参加を危ぶみましたが、
参加しなければ、逃げた等の誹謗中傷が想定され、JCの良心に期待して参加しました。

結果は想定の範囲内。
法の趣旨を守ったのは私だけ。
選挙公約まで飛び出し、コーデイネーターは立場を放棄し応援に回りました。
後日、そのことを確認しましたが、明確な返事は有りませんでした。

JC主催と言いながら、そのOBの数は少なく、淡路市の協力が無ければ、会は成立していなかったでしょう。
昔、前の洲本市民会館で開催されたJC主催の三洋電機社長の講演会を思い出しました。
趣旨が立派でも、その内容、そして理解者の協力が無ければ正しい会にはなりません。

もし今回の会が成功したと本当に思っていたとしたら、手紙の挨拶だけで終わらなかったでしょう。せめてもの良心の発露か?

いずれにしましても、「青年は荒野を目指す」崇高な理念と行動が無ければ、青年とは言えないと思います。

最後に、あるJC、OBの、「門市長、又、借りを作ったな」という言葉を紹介しておきます。

2025年05月20日

二連ポスター

二連ポスター

一般的には、候補予定者と有名人(でなくてもよい)の二人の写真を使い、投票日以降に討論会等を開くと記載し、告示日前からPRをする。ずっと貼ったままでおけます。
これは、違法ではなく、私も、かつて、明石市長、芦屋市長選挙などで協力したことが有ります。
しかし、中には、告示日前の開催日にして、本来ならばそれであれば、会等の終了と同時に撤去しなければならないのに、放置したままのものも見受けられます。
残念な事です。

今回の選挙でも散見されましたが、それよりも問題であったのが、二連ポスターの写真の一人が、隣接の現職の洲本市議会議員さんであったことです。

隣接の洲本市とは当然多くの提携を結んで現場行政の執行をしてきました。
また、定住自立圏構想で洲本市が課題を抱えていた時、淡路市の担当部局は率先して協力して解決に協力しました。
このことにつきましては、いずれ公開します。

そうした中での行為に違和感を持つと同時に、旧洲本市と旧五色町の合併が想念を掠めました。

これまでの歴史でも、由良引けに始まり、旧緑町、そして旧五色町と続いてきた事実を、どう理解しなければならないのか?
そして、淡路市の議員であった方の認識はどうなのか?
説明責任が求められますが?

いずれにしても、チーム淡路市が創成してきた淡路市の躍進を止めることが有ってはならないと思います。

事の是非はどうあれ、淡路島一市のチャンスを逃してきた主な要因は、そのような得手勝手な言動にもあったような気がします。

関大OB会

2025R7年5.19(月)D
M86.741 K92.537 K87.154

2025年05月19日

公職選挙法

公職選挙法

日本は法事国家であり国民が平等に生きていくため、法律が有ります。
又、国民性も「お天道様はみている」の言葉で代表されるように、倫理観が強い国民性と言われています。

選挙も又、厳しい法律により指導規制されています。全てを紹介すれば1冊の分厚い本になりますのでポイントを紹介します。
まず、告示日前の選挙運動、個別訪問等は、事前運動の禁止行為にあたります。金品等の提供は常識としても駄目な行為です。
これらは、ばれなければいいと思っている人達もいますが、した方も受けた方もそして回りも記憶として残り、その地域の民度になります。避けなければなりません。

公職選挙法は非常に難解で、かつ地域によって取り締まりの厳しさが異なることなどから、選挙の現場でも、「知ったかぶり」や勘違いが横行していると言われています。

今回も、一つ、今でも常識的に理解出来ない事が有りました。
推薦の紹介です。
今回も、私の場合、多くの団体、個人等から推薦等を受けました。具体的に一つ紹介しますと、県自民党からも推薦を受けました。当然、新聞等に発表されました。
しかし、私がそのことを私のブログに書くと、選挙管理委員会から、「告示日以降に」と指導されました。
日本語、法の解釈としては分かりますが、常識として今でも理解できません。

それほど、選挙に関する法律は難解ですが、遵法精神は大事にしなければ、特に、市民と直結する現場行政は成り立ちません。

人にはして良いことと悪いことが有ります。
「お天道様は見ています」

2025年05月17日

3選挙前夜 帰郷

帰郷

20年ほど前、市長選については、県庁のほとんどが反対でした。
性格が向いてない。議会対応が出来るからと言って、当事者として議員になるのとは違うと同じ事で、県職員として相応の仕事ができるからトップになれるかというとそうではない。
それよりも、大学時代の仲間達の反発がきつかった。「あれほど軽蔑していた政治家にお前は成り下がるのか!」などときつい意見が舞い込んできました。
当然、家族は大反対。
私の後援会長を引き受けていただいた、故三津啓祐氏、津名高校の先輩は私の姉に、「ヤクザな弟を持って大変やな」と言われたそうです。

何れにしても決意表明で述べたように、市長選挙は動き出し、当時は元気であった同級生達と素人選挙に乗り出しました。

その動機の一つは、淡路島一市。
県民局長在職中に知り合った淡路青年会議所=JCとの意見交換で、確認しあい、立場上積極的に公の立場での言動は控えましたが、邪魔はしませんでした。
しかし、「淡路は一つ」というJCの理念は、公開討論会(意見表明)で私が語った事をJCのメンバーですら理解していないことを知り、失望しました。

さて、淡路島の平成の大合併、緑町と洲本市から始まり、三原郡4町、洲本市と津名、五色、一宮、そして北3町等の協議等を経て、3市1町(五色)に決まりかけ、五色町の一人の議員さんが合併を選択、今の3市体制が出来ましたが、立場上、全ての協議会に参加したのは、私一人でした。行政マンとしての責任の取り方を問われました。

そうした経緯もあり、帰郷を決意しました。

20年前の決起集会、津名港の波止場付近で開催されましたが、その時だけ、雨風の嵐、不思議な天気の変化でした。
「嵐を呼ぶ男」と言われ、東京の新聞に紹介されたように、「無名の新人と有名政治家の後継者の選挙」が始まり、結果は私が初代の市長になりました。

2025年05月14日

2選挙前夜周りの意見

2選挙前夜周りの意見

一つは単純明快、「市長、死ぬまでやってくれ」
ある意味、最大のエール。しかし、双方ともそうとしか言いようのない20年の歴史が言わせている言葉で、本心は複雑でした。
20年前、私を捧げた有志には、哲学が有り、美学を持って居られた方が多かった。
しかし、双方ともそれなりの年を取っていました。

もう一つは、共に戦ってきた同志の、走り書きのメモに要約されていました。
「現職の批判的なことは聞かないが、もうええの違うか。ここで若い人に代わっては?」
行政のベテランであり、私の性格を知り尽くしている先輩の言葉は、こう続きました。
「やるなら、若さでは出来ないベテランのメリットを前面に」

 多くが、一回目を除いて、争点の無い選挙を、それでも謙虚に戦ってきた仲間たちの言葉はありがたかったです。
 多選はそれ自体が悪いのではなく派生することで悪い事が生じた場合。私には無かった。
 高齢も同じ、年齢による何らかの障害がおきている場合。しばらく前、懇親会の席で、「市長は挨拶の内容もしっかりしているし、呂律もまわっている」との言葉を側聞しました。
 当時から、「市長は痴呆」と言いまわっている人が居たようです。

 いずれにしろ、一般的には逆風の選挙に臨みました。 

2025年05月12日

選挙前夜

選挙前夜・決意表明概要  令和7年4月20日(日)

何故、火中の栗を拾ったのか?
その前に、まず、お礼を申し上げます。皆さんに支えられて、今日の日を、迎えることが出来ました。本当に有難うございます。
平成17年、故貝原俊民知事と5人の町長さん等に背中を押され淡路市の市長になり、約束の20年が来ましたが、想定外の事が起こりました。
コロナ騒動です。

そのため、6期目は、1、コロナ禍で失われた4年を取り戻す。2国の交付税見直し等による、第二の財政危機に備える。そして、3、将来の、淡路市、淡路島の未来のための環境整備に務める、です。
これまで、GWに行きたいランキング全国1位、合併以降の連続黒字、個人所得伸び率 関西圏1位、ふるさと納税件数県内1位全国32位、そして市外からの誘致企業累計39件等と成果を上げてきました。
これからは、地方創成の旗手と言われる淡路市の躍進を止めてはいけない。
全ては淡路、淡路市の未来のために、1子供の個性を伸ばす特色ある教育の推進
2更なる積極的な企業誘致 3発展する総合的な観光施策 4子育てニーズに応じた少子化対策 4地域と一体となった安全安心対策など
こういったことを現場行政の提要として更に進めていきます。

現場行政とは、過去に学び、実行し、そして未来に繋ぐもので無ければなりません。
身の丈に合った具体の一工夫した事業とは、
1津名 志筑川放水路整備
2一宮 一宮中学校体育館の建設
3北淡 震災記念公園運営の継続
4岩屋 まりんあわじ号造船 鵜崎埋め立て地の活用
5東浦 道の駅の継続 東浦平和大観音像の整理

全体 市バスの運行 明石海峡料金低減 教育環境の整備 危機管理体制の整備
   年齢に見合った一工夫した行政サービス等

私は地域と共に生き、そして行政サービスを断行します。
「特定の党派の為だとか、隣接市五色町の顛末だとかではなく、」粛々と、皆さんと共に淡路市の未来に繋げます。
どうか宜しくお願い致します。

2025年05月10日

令和7年淡路市長選挙総括


「淡路新選組の逆襲」

最近は、令和新選組がマスコミ等で活動されていますが、それより遥か前、平成13年ごろ、淡路新選組が誕生していました。
それまで各部バラバラであった県民局組織を、時の故貝原俊民氏が、県民局長をトップに総合事務所化して活用されました。
その時の初代県民局長が私でした。以来、職員がOBとなっても相互連携しながら活動してきました。
そして、選挙後、神戸新聞淡路版の島通信に、内田世紀記者が書かれた事が、表題に繋がりました。

2025年05月09日

退任式挨拶概要

 2025年令和7年5月7日(水)16時~
このような場を設けていただき有難うございました。
さて、皆さんお世話になりました。有難うございました。
現場行政の長として、最後はまともに挨拶をさせていただきます。

地方公務員生活、約58年、合併淡路市の復旧を復興とするため後4年と思っていましたが、叶わぬ事になりました。
貝原の前に貝原無し。貝原の後に貝原無し、と言われた恩師、故貝原俊民兵庫県知事の 20年と言う予言は外れませんでした。故郷の埠頭に立ち、一期4年で去る覚悟を続けた、20年でした。その本旨は私のCD故郷淡路島の歌詞にあります。
又、5人の町長さんから託された融和も8割は達成しましたが、故柏木津名町長さんから託された、「津名を割ってはいけない」という言葉は守れませんでした。内部から瓦解してはどうしようも有りませんでした。故今津淡路町長さん故小久保北淡町長さんの願い、故新阜東浦町長さんのエールにも答えることが出来ませんでした。申し訳ない思いです。
いつも言ってますように、行政と言っても、理論先行の国や県と違い、現場行政は市民と共に在らなければなりません。宜しくお願い致します。

洲本市の学者、福谷学先生の著書「淡路学」にこう書かれています。淡路島の将来は、元県民局長門康彦氏が率いる新生淡路市の双肩にかかっている。

破綻状態から、禁じ手の給与カットを数度にわたって断行しましたが、職員の皆様はよく耐えてくれました。自分たちの為ではなく、市民、住民、淡路市の為に、でした。
一般民間人の多くはそのことを解っていませんが、それが現場行政の宿命です。
 それでも市民住民に求められる、現場公務員であって下さい。
今の淡路市の躍進は、まず、皆さん方のチームとしての活躍がその根幹でした。
今や、「地方創生の旗手」とまで言われています。
この躍進を止めず、安全安心の確保に基づいた現場行政の行政サービスの執行に努めて下さい。
選挙の事については、ブログに書いていきますので又ご意見等ください。宜しくお願い致します。

新生淡路市の一人の良心は去りますが、多くの良心は健在です。行政は正義でなければならないを継続していって下さい。

重ねてお世話になりました。有難うございました。
躍進淡路市の流れを止めることなく頑張って下さい。宜しくお願い致します。

退任式

撮影:伊郷政策秘書 花束:明石秘書
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挨拶はブログ本文をご覧ください。
選挙総括の本題は、「淡路新選組の逆襲」としました。その趣旨は、神戸新聞8日付淡路版、島通信、内田世紀記者をご参照下さい。

2025年05月08日

公約

20年前の公約の一つ、「自分が市長である間は、南海地震はこない」
実現しました。
後は、危機管理部チームにお願いします。

2025年05月07日

2025年令和7年5月7日

公務員生活58年の幕を閉じた日。
皆さんお世話になりました。有難うございました。お元気で!

・主な出来事(門 日誌最終)
・面談・挨拶連絡等 お世話になりました。有り難うございました。
 ・自民党兵庫県本部、公明党、連合、維新、兵教組、各種団体等
 ・消防団幹部

 ・関西看護医療大学江川学長他 故郷の雨6大学へ(ご活用下さい)

 ・㈱千年一酒造 上野山社長さんは、洲本の県民局長時代からの年の離れた友達でした。

 ・西村康稔事務所

 ・グリーンスターズ いつの日か市役所でコンサートを開いて下さい。

 ・㈱常磐興行

 ・さくら助産院藤岡院長 この世界でのトップランナーです。宜しくお願い致します。

 ・㈱パソナ

 ・なでしこ

 ・国際交流協会

 ・市議会住民目線の会他

 ・その他多くの励ましのご連絡をいただきました。有り難うございました。

・辞令交付

・部長級会議

・退任式

・壮行会
T92.669Y75.949E70.921H88.407K75.693S79.905U83.811T78.995I74.981
A70.665H85.644M78.230T85.656K89.018

2025年05月06日

連休最終日

振替休日

・主な出来事(門 日誌)
・市内視察

・市民との意見交換
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写真提供 人形寺祥弘さん

2025年05月05日

5日

子供の日

・主な出来事(門 日誌)
・市内視察

・中田宏環境副大臣講演 山名、富永副市長 神林、野田部長
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山名副市長 県にも直接のパイプを持つ優秀なサブです。
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県内2例目の女性の優秀な副市長です。
撮影:河端写真館さん

・伊勢久留麻神社神輿祭り 的崎部長、清水東浦事務所長

2025年05月04日

緑の日

門下市塾のイメージカラー。今日も故郷は平穏。街並みは静か。

・主な出来事(門 日誌)
・淡路ブレイブオーシャンズ表敬訪問 中止

・市内視察

2025年05月03日

憲法記念日

土曜祝日晴れ

・主な出来事(門 日誌)
・市内視察

・市民の家族葬儀
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安らかにお眠り下さい。よまれていた弔電は、淡路市長門康彦名でした。
行革の一環として、電報から、市の受付でメッセージとして渡すようにしています。

・断捨離 御片付け整理整頓は究極のリハビリです。

・市役所協議 直接の被害者と最大の被害者。

・五斗長垣内遺跡たまねぎ祭り 富永副市長
私が背中を押した事業の一つでした。
今や、チーム淡路市が支えてくれています。有難うございます。
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2025年05月02日

誘致企業

表敬訪問で挨拶に来られた方の目に、涙が有りました。
義理と人情が分かる、昔の日本人の方でした。

・主な出来事(門 日誌)
・市内視察

・日程調整

・面談
 ・スポーツ親善大使住村竜市朗選手
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次の試合に備えてトレーニングに励んでおられるとの事です。
一市民として応援します。

 ・塩川音楽

・市民のお通夜 安らかにお眠り下さい。

・総務部歓送迎会 長松旅館(歌唱無し)

・アルフィー・独楽
 U86.732 T79.769 I86.866 M82.764 Y78.232 K84.313
 新人賞と最優秀賞受賞

・柳幼稚園創立100周年記念式典 富永副市長
・淡路島ベースボールクラシック実行委員会 角村教育長

週休日

5月1日(木)
主な出来事(門 日誌)
・神戸新聞取材

・面談
 ・東洋合成工業㈱

 ・淡路市商工会

・北淡路土地改良区協議

・クールビズ開始〜10月31日