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2025年05月31日
企業誘致
企業誘致
島の不思議な物語 外伝 「企業誘致」
全国でも珍しい、市外企業38件を超える誘致の端緒は、㈱東洋合成工業でしたが、その前哨戦は、今では淡路島のスーパーの核としてあるプラントからでした。
淡路市合併前の旧津名町時代、地元商工会等はその誘致に動き、バトンは新生淡路市に引き継がれ、プラント側が来庁されました。
当時の希望地は、現市役所前の埋め立て未利用地。時の知事に打診をしましたが、商工会、消費者とも意見が割れており、それではダメとなり、プラント側が現地を契約されました。
民民の契約であり、いわゆる、企業誘致とは少し違いました。
しかし、今では地域の核となり活躍されています。
その逆も有りました。今でも放置されている一宮地区の給食センター跡地。
ある優良企業が、イメージアップのため、好条件の活用を提案されました。
しかし、何とか地域の活性化のため活用案を提案していたはずの地域に、利得を求めて入った人達が、企業が来ると環境汚染が有るかもしれないなどと反対の画策をしました。
環境整備、地元雇用等、地域活性化、イメージアップを計画してくれていた企業は、あまりにも得手勝手な対応に嫌気がさし、計画を断念、便利な所に事業展開されました。
確かに、企業誘致には課題も有りますが、それよりも、まず地域の活性化が優先されなければなりません。課題は工夫によって解決できます。
今の淡路市の躍進を支えている一つはやはり企業誘致です。
地元企業を支える施策は、旧町時代から継続して実施されており繋がっています。
7名から始まったパソナの企業展開は、まさにその典型でした。
大企業故のミスマッチも有りましたが、それは何よりも、将来への布石です。
関西国際空港誘致の失敗の轍を、再び踏んではなりません。