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2025年06月01日
学校統廃合
学校統廃合
島の不思議な物語 外伝 「学校統廃合」
既述しましたが、詳細を述べないと分からないという意見が有りましたので報告します。
下品なビラに対する説明では有りません。
淡路市には、公私の保育園、小学校、中学校、県立の高等学校、誘致したAIE国際高等学校
旧津名町が誘致した看護系の専門学校、大学と多種多様な教育施設が有ります。
ただ特に5町あった関係で小学校が多数あり、統廃合が課題でした。
教育施設については、夫々が意見を持っており、簡単には合意形成が出来ませんでした。
少人数学級の方が良いという意見の方は、統廃合に反対でした。
しかし、父兄の方の多くは、「限度ものですよ」と適正な競い合いを求めていました。
教育委員会が基本方針を作成し、父兄、そして地元の方々と意見交換をして、夫々の学校の今後の利活用も含めて結論を出し、整理をしていきました。
財政破綻をしていれば、一気に統廃合しなければならなかったのですが、何とか持ちこたえたので、統廃合も時間をかけて丁寧にできました。
学校施設は子供たちのために有るべきで、その他の要素は別の工夫で解決しなければなりません。当然、跡地利用も同時に進行させなければうまくいきません。
そう言った視点で、淡路市バス、岩屋明石航路の船の確保もしました。
そして議論は有りましたが、通学バスも整備しました。
しかし、子供達の多くは市外の学校へ通学しています。
そうした実態に合った教育施設の今後を考えなければなりません。
今、注目を浴びている、AIE国際高等学校のサッカー部、そして女子野球の運営等にヒントが有ります。
地元優先の固定観念にとらわれず、柔軟な思考方法が求められています。