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2025年06月03日
交流人口
交流人口
島の不思議な物語 外伝 「交流人口」
2期目の公約は、「淡路市が通り道にならないよう交流人口を増やす」でした。
現場行政は、現実的な施策の展開が重要です。
人口減少は確かに色んな課題を生みます。淡路島が最高であったのが、昭和21~23年ごろ、22~23万人。今が12~13万人ですからそれから比べると確かに減少しています。
しかし、江戸時代はどうであったか。約7~9千人と言われていますから、それから比べると随分増えています。現場行政は人口見合いの行政サービスを実行する機関です。
人口を増やすためには女性の出産が必要です。出産は、女性にとって大変な負担になります。母性がそのことを救ってくれてはいますが、ある意味、命を懸けた作業です。
少子化対策とか言う言葉で色々と言われていますが事はそう簡単ではありません。
男性と女性の出会いがあり、社会的な制約の中で子供が誕生します。
しかし、時代は核家族時代。若い世代が自分達だけで子供を育てるのには厳しい環境です。
かつては家族で担っていた部分が、権利として、行政に求められています。
これまで、お願いしている部分であったのが、当然の権利として要求されます。
社会全体で支える仕組みへと変容していますが、税金の使途ですから異論もあります。
淡路市は、企業誘致は当然として、観光をキーワードに、一工夫した、交流人口の増加、また、社会増減の人口増加を目指しました。
結果、2020年令和2年から社会増減人口は増に転じ、淡路島への観光客入込数13百万人の内約72%の方々が流入されている結果に繋がりました。
令和6年市区町村魅力度ランキングでは、全国で59位と評価され、県内では、神戸市、姫路についで3位と評価に繋がっています。
言われる所の躍進淡路市です。洲本市の学者、福谷学先生が言われた、「淡路島の今後は新生淡路市の双肩にかかっている」の言葉に答え、躍進を止めてはなりません。